
「データ通信だけの格安SIMを使いたい」「料金や通信速度はどうなっているの」と気になっていませんか。データ通信だけのスマホを使えば通話機能がないぶん、月額料金を抑えられます。
生活費を抑えながらインターネットを最大限に楽しむなら、データ通信だけの格安SIMを使いましょう。
そこで今回は、データ通信専用のおすすめ格安SIMをピックアップし特徴やメリットなどを徹底解説。また、データ通信専用格安SIMのメリットや選び方も紹介しています。

Contents
データ通信専用のおすすめ格安SIM5選
データ通信に特化した格安SIMのうち、おすすめを5種類紹介します。以下の最安料金表とともにご覧ください。
Y!mobile | 初期:3,300円 月額:2,178円~(通話あり) |
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楽天モバイル | 初期:無料 月額:0円~ |
UQモバイル | 初期:3,300円 月額:1,628円~(無料通話あり) |
BIGLOBEモバイル | 初期:3,733円 月額:990円~ |
mineo | 初期:3,300円 月額:880円~ |
※すべて税込み価格です。
Y!mobile
- ソフトバンクの自社回線により、いつでもストレスフリーで楽しめる
- 余ったデータを翌月に繰り越し、普段以上に楽しめる
- 複数の端末でデータをシェアできるので、家族でも使いやすい
Y!mobileはYahoo!が提供する格安SIM。ソフトバンクから提供された自社回線を使っているので、強固な通信体制が強みです。
Y!mobileは家族での使用でも利便性を発揮します。ひとつの契約に子回線のSIMカードを足してあげれば、複数分のSIMの合計容量分だけ好きに使えるのです。

楽天モバイル
使ったぶんしかデータ料金がかからない
契約事務手数料が無料
一部エリアでは5Gに対応可能
楽天モバイルは格安SIMとは思えないクオリティの高さが特徴です。一部エリアで5Gに対応しており、高画質や高音質を楽しめるでしょう。
使い方によっては限りなくコストを抑えながら、必要なサービスを受けられます。

UQモバイル
- SNSをいくら使ってもデータを消費しない
- 余ったデータを翌月に繰り越せる
- ターボ機能でデータ消費を抑えられる
UQモバイルはデータ通信のみのプランはありませんが、月額1,628円(税込)からお得に使いこなせます。
ほかにもターボ機能を使えば、最大225Mbpsの高速通信ができます。OFFだと300Kbpsなので、その違いは大きいでしょう。
スマホやタブレットでネットを有効活用したい人には、UQモバイルが便利です。

BIGLOBEモバイル
- 月額990円なので生活面への負担が小さい
- YouTubeやアプリならデータ消費なしで楽しめる
- au・NTTドコモ回線を使っているので通信も安定
BIGLOBEモバイルは月額990円(税込)ながら、便利に使えます。
回線もauやNTTドコモから選べるので、安定した通信速度を期待できるでしょう。はじめてのスマホ契約にもおすすめなうえに、スピードに不満がある人の乗り換え先としても推奨できます。
コストを抑えながらさまざまなアプリを楽しみやすく、利便性は高いでしょう。

mineo
- スマホの機種変更なしで乗り換えやすい
- 家族や友人同士でパケットシェアが可能
- ジュニアやシニアなど幅広い世代が喜ぶオプションを用意
mineoは多彩なサービスにより、幅広い世代が便利に使える格安SIMです。三大キャリアすべてに対応しているので、ほとんどの人は機種変更なしでSIMだけ乗り換えられるでしょう。
強固なセキュリティに優れたジュニアパックや、機械に弱くても使いやすいシニアパックなど、特定の層に合わせたサービス内容も特徴です。

データ通信のみの格安SIMがおすすめな人
格安SIMのうちデータ通信だけのプランを使いこなせるのは、次のふたつのタイプです。自身が当てはまる可能性を考えましょう。
- 通話アプリを使う人
- タブレットが2台目のスマホとして使いたい人
通話アプリを使う人
通話アプリの利用者は、データ通信だけの格安SIMが比較的お得です。このタイプのSIM自体は通話機能をもっていませんが、アプリによる補完は受け入れます。
メッセージの送信や通話をアプリで済ませれば、SIMの部分では通話のためにかかる料金を抑えられます。

2台目のスマートフォンとして使いたい人
タブレットか2台目のスマホとして使うなら、データ通信専用SIMが選択肢です。
世間では仕事とプライベートで通信機器を分けたい人が多いでしょう。プライベート用の2台目があれば、動画やゲームなどの趣味に集中できます。

格安のデータ通信専用SIMのメリット
格安データ通信専用SIMには、 次の3つのメリットがあります。
- 料金を抑えられる
- 通話アプリは使える
格安SIMで料金を抑えられる
データ通信専用なら、格安SIMのなかでもさらに料金を抑えられます。音声通話ができないというデメリットはありますが、機能が少ないぶんコストも安くなる傾向にあるからです。
「スマホはほしいが可能な限りお金を払いたくない」と考えていれば、データ通信専用のSIMがおすすめです。
LINEなど通話アプリは利用可能
データ通信専用でも通話アプリは使えます。LINEやSkypeをよく使う人なら、このタイプのSIMがおすすめです。
SIM自体に音声通話機能が入っていないだけで、LINEやSkypeはアカウントさえあれば使えます。
コストの安さも相まって、お得に通信体制を築けるでしょう。通話アプリのおかげで、格安SIMのコストパフォーマンスや利便性を引き立てられます。
データ通信のみのデメリットは通常の通話ができないこと
データ通信しかないSIMは、そのままでは通話ができないことです。SIM自体に音声通話に対応する機能がありません。
この場合は通話アプリをインストールする必要があります。LINEやSkypeなどの使い方を覚えてから、格安SIMと契約するのがおすすめです。

格安SIMのデータ通信速度に注目
格安SIMのデータ通信速度が気になる人も多いでしょう。次の3つのポイントから速度の仕組みを解説します。
- 大手キャリアよりは遅くなりやすい
- 平日の昼休みや夕方は通信速度が落ちやすい
- 通信速度測定サイトを参考にしよう
大手キャリアよりは遅くなりやすい
格安SIMはコストを抑えているぶん、大手キャリアよりは通信速度が遅くなりやすいと言われています。
他社から回線を借りていますが、メインで使っているのは貸している会社そのものなのでクオリティの制約を受けます。とくに「下り」よりも「上り」の方が速度が遅くなる傾向にあるようです。
SNSにメッセージや動画を投稿するときは上りなので、送信ボタンを押してから反映されるまで比較的時間がかかるかもしれません。
平日の昼休みや夕方は通信速度が落ちやすい
格安SIMの通信速度は、平日の昼休みは夕方になるととくに落ちやすい傾向にあります。これは世間一般の昼休憩時に、データ通信端末の利用が増えるからだと考えることができるでしょう。
夕方は、家に帰る最中の会社員や学生が、暇つぶしに利用するため回線が混みやすくなります。そのため、スマホの使用は平日の午前中や夜がおすすめです。

通信速度測定サイトを参考にしよう
通信速度が気になるなら、測定サイトを使いましょう。BIGLOBEやUQモバイルなどのさまざまな提供会社のデータを、1ページでみられます。
自身が契約中の格安SIMに応じて、測定サイトをチェックしましょう。結果からネットを使いやすい時間を考え、1日の生活リズムをそこに合わせるのがおすすめです。
データ通信無制限の格安SIM会社はある?
データ通信の制限がない格安SIMを探す人もいるでしょう。結論からいうと、中にはデータ通信の制限がないものもあります。
さらに補足情報として、次の3つをみていきましょう。
- 動画や音楽をよく聴くなら「カウントフリー」に注目
- 無制限をうたっていても速度制限が起きることがある
- 料金が割高になりやすい
データ無制限プランを用意している会社がある
格安SIMにはデータ無制限プランもあります。UQモバイルやmineoのように、本記事のおすすめで紹介した業者が提供するケースもあるので、興味があれば確かめてみましょう。
SNSや動画を自由に楽しみたい人には、無制限プランが選択肢に入るでしょう。毎月のリミットを警戒しなくていいぶん、神経をすり減らすリスクも減らせます。
動画や音楽をよく聴くなら「カウントフリー」に注目
動画や音楽が好きなら「カウントフリー」に目を向けましょう。
特定のアプリやサービスを使っている間は、契約で決まっているデータを消費しない仕組みです。これは通話機能における「かけ放題」に相当します。
このように使い放題のサービスがあれば、快適なネットを楽しめるでしょう。動画や音楽・SNSの趣味がある人は、カウントフリーが見逃せません。
無制限をうたっていても速度制限が起きることがある
データ無制限プランでも速度制限が起きることがあります。1日あたりの通信量が多くなったときは、それ以上の消費をさせないためにデータ通信スピードを下げる通信事業者もあるのです。
無制限でも1日あたりのように、特定のポイントで通信量の上限を設けるケースがあります。低速通信を避けるなら、契約時の条項をチェックしましょう。
料金が割高になりやすい
データ無制限プランは、通常よりも料金が割高になりやすいといえます。多くのデータを使えるぶん、通信事業者にとってコストも大きくなるからです。
カウントフリーやデータ容量の拡張など便利な機能が加われば、そのぶん月額料金も高くなります。

格安データ通信専用SIMを選ぶほかのポイント
速度以外にもデータ通信専用の格安SIMを選ぶ基準があります。とくに次の3つは要チェックです。
- 月額料金の安さ
- データの翌月繰り越し
- 通信回線の種類
月額料金の安さ
月額料金の安さは経済的に重要です。便利なサービスでも支払いが多いと生活に困り、そちらでストレスが溜まるかもしれません。
生活の負担をかけないでスマホをもつなら安さは重要です。あらかじめ予算を決めておいた方が、理想の1社を選びやすいでしょう。
データの翌月繰り越しがある
データの翌月繰り越しがあれば、スマホを便利に使えます。使わなかったぶんが無駄にならなくて済むうえに、翌月の通信速度制限を受けるリスクを減らせるからです。
データ容量を使い回せれば、動画や音楽も楽しみやすくなるでしょう。カウントフリーがなくてもこのサービスがあれば、ハイスピードでネットを楽しめます。
通信回線の種類
通信回線も重要です。とくにスマホを乗り換えるときは、同じ回線を使っている格安SIMをみましょう。
格安SIM会社によって、通信回線は違います。たとえばドコモを使っていれば、同社のスマホから乗り換えられ機種変更が不要なので、手続きも楽です。

よくある質問
まとめ
格安SIMは大手に負けないクオリティで、安く利用できるのが特徴です。そのなかでデータ通信専用は、インターネットの利用機会が多い人におすすめでしょう。
データ通信専用は格安SIMのなかでもとくに安く使えるうえに、コストパフォーマンスが期待できます。
注意点として大手より速度が限られていることもあげられます。それでも優良な格安SIMなら、快適にインターネットを楽しめるでしょう。
