楽天モバイル 格安SIM
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楽天グループが提供する携帯サービスが、楽天モバイルです。

楽天モバイルは当初、格安SIMとして事業をスタートしましたが、現在はドコモやau・ソフトバンクなどと同じ運営方法の、キャリアサービスとなっています。

では、キャリアサービスとなった楽天モバイルは他社の格安SIMと何が違うのでしょうか?

こちらの記事では、楽天モバイルと格安SIMの特徴を比較、楽天モバイルや格安SIMのメリットやデメリット・乗り換えが向いている人の特徴などを解説していきます。

楽天モバイルと格安SIMについて気になっている方は、ぜひチェックしてみてください。

楽天モバイルは格安SIMではない?

楽天モバイルは格安SIMじゃない!

結論から申し上げると楽天モバイルは格安SIMではなく、キャリアと同じ事業となっています。正確にいうと格安SIMではなくなったが正解です。

 ドコモやau・ソフトバンクといったキャリアから回線を借りて運営する、MVNOが提供しているのが格安SIMです。

楽天モバイルもはじめはMVNOとしてスタートしましたが、2020年4月から独自回線で運営する、いわゆるMNOサービスを開始しています。

格安SIMのようにキャリアの回線を借りて運営していくわけではないので、楽天モバイルは格安SIMではなくなったのです。

楽天モバイルはMNOとしての歴史が浅いので、今現在まだエリアが随時拡大中という状況ではあります。

しかし2021年のうちには、人口カバー率96%まで拡大予定だと公式で発表されているのです。

楽天モバイルと格安SIMの違いとは?

楽天モバイルと格安SIMの違いとは?

楽天モバイルは格安SIMではないと説明しましたが、実際にどのような違いがあるのかをチェックしてみましょう。

楽天モバイルと格安SIMの違い
  • 楽天モバイル回線内ならデータ使い放題
  • 格安SIMと比較すると少し料金は高め
  • 格安SIMのように回線が混雑すると通信が遅くなることがない

大きな違いは、楽天モバイルは格安SIMのようにキャリアから回線を借りて運営していないことです。それによっての違いが多いといえるでしょう。

楽天モバイル回線内ならデータ使い放題

楽天モバイルはキャリアから借りるわけではなく独自回線として5G回線エリア、4G LTE回線エリアを有しています。

 この楽天エリア内で接続する場合なら、高速通信が100GBでも基本的に使い放題になっているのが、楽天モバイルの最大の特徴で魅力です。

またそれに準ずるパートナー回線エリア(au回線)での通信も、5GB/月までならそのまま高速通信が使えます。容量を超えても最大1Mbpsで、使い放題となっています。

今のところパートナー回線エリアであったとしても、いずれ楽天の基地局が増えると楽天回線エリアになっていくのも、大きなポイントです。

格安SIMは基本的にキャリアの回線内で通信をするので、このようなサービスはありません。

格安SIMと比較すると少し料金は高め

楽天モバイルと格安SIMの違いとは?

楽天モバイルはサービスとしては3キャリアと同じMNOなので、MVNOが提供する格安SIMに比べると価格が高めになっています。

 しかし、もともと格安SIMだったこともあり、肩を並べるドコモやau・ソフトバンクに比べると、格安価格でスマホを所持できるのが魅力です。

またさきほども説明したとおり、エリア内ならデータ通信が使い放題になるため、上手に使えば料金を節約してお得に所持できるようになっています。

格安SIMのように回線が混雑すると通信が遅くなることがない

格安SIMはキャリアの回線を借りているため、昼時など利用者が多い時間帯になると、混雑して通信が遅くなることがあります。

しかし楽天モバイルの場合は、独自回線を利用して通信します。そのような理由で通信が遅くなることがなく、回線の混雑も少ないのが特徴です。

ただドコモなどのキャリアと比べるとまだ新しい回線なこともあり、地下や室内などで若干つながりにくいという声も聞かれます。

楽天モバイルのメリット・デメリット

楽天モバイルのメリット・デメリット

ここまで楽天モバイルと格安SIMの違いについて解説していきました。ここからは楽天モバイルのメリットとデメリットについて、詳しくご紹介します。

実際にどのようなメリットがあるのか、逆にデメリットになりうるのかをご紹介していきましょう。

楽天モバイルのメリット

主なメリット
  • 独自電波を利用して次第に回線速度が安定
  • 料金プランはひとつでシンプル
  • iPhoneをはじめとした端末をセット購入できる

独自電波を利用して次第に回線速度が安定

楽天モバイルの最も特徴的な部分が、独自回線をもっていることです。そのため格安SIMとは違い、回線が混雑したときにスピードが落ちるようなことがありません。

 楽天モバイルはまだまだ新しいサービスで、これからエリアが拡大していくところです。

ほかのキャリアに比べると不安定な場合もありますが、これから次第に向上していくことが期待できます。

料金プランはひとつでシンプル

楽天モバイルのメリット・デメリット

料金プランを選ばなくてはいけないサービスも多いものの、楽天モバイルはたったひとつの料金プランが用意されているだけです。さまざまなものから選ぶ必要がないのが、うれしいポイントでしょう。

Rakuten UN-LIMIT Ⅵというのが、楽天モバイルで設定されている料金プランです。これはデータを使った分だけ、段階的に加算されていくシステムとなっています。

詳しくは以下に表で解説していきますので、チェックしてみましょう。
データ使用量料金(税込)
1GBまで0円/月(1回線目のみ)
3GBまで1,078円/月
20GBまで2,178円/月
20GB以上無制限(無制限は楽天エリア内)

3,278円/月

表からもわかるとおり月額3,278円(税込)を上限に、4段階の料金設定がなされています。1GBまでにおさまる月なら、月額料金が無料という破格の安さが魅力です。

また20GBを超えた際、楽天エリア内での通信ならいくら使っても高速通信が可能なので、多く使う人も安心して利用できます。

1プランしかないので自分に合わせて選ぶ必要はないうえに、使う人に合わせた料金設定がされているのが魅力です。

iPhoneをはじめとした端末をセット購入できる

楽天モバイルではiPhone12など最新の人気端末を、SIMカードとセットで購入できるのもうれしいメリットのひとつとなっています。

 楽天モバイルオリジナルの端末も用意されています。「Rakuten Hand」という機種なら、期間限定楽天ポイントを付与されて実質0円で購入できるのです。

そのほかの機種もキャンペーンでポイントプレゼントがされるため、新たに機種を購入するならセットで購入するのもおすすめです。

楽天モバイルのデメリット

主なデメリット
  • 楽天エリア内だとしても電波を掴みにくいことがある
  • 楽天エリアでなければ5GBまでしか高速通信不可

楽天エリア内だとしても電波を掴みにくいことがある

楽天モバイルのメリット・デメリット

さきほど格安SIMとの違いでも紹介しましたが、楽天エリア内とはいえ、地下や室内で電波を掴みにくい場所もあるので注意が必要です。

これはほかのキャリアと違ってまだエリア拡大中であるため、エリア内でも電波の周波数の種類が少ないためだといわれています。

 また楽天エリア内では他社の電波を拾わないため、電波が弱いからといって他の回線に切り替わることがありません。

これも電波が弱くなってしまうことがある原因のひとつでしょう。

基地局が増えて行くことで解消されていく可能性が高いものの、とくに郊外は電波が弱く感じることがあるかもしれません。

楽天エリアでなければ5GBまでしか高速通信不可

メリットのひとつとして、データが無制限で利用できることをあげました。しかしそれは、楽天エリア内での通信に限った話です。

 エリア外の場合は20GB以上は、5GBまでしか高速通信が利用できないため注意してください。

ただ通信速度に制限がかかるとはいえ、最大1Mbpsで通信できるのでそれほど困ることもないかもしれません。

自宅や勤務先などが楽天エリア内なら安心ですが、エリア外の人は乗り換え前にしっかりと検討しておくのがおすすめです。

格安SIMのメリット・デメリット

格安SIMのメリット・デメリット

上記では楽天モバイルのメリットとデメリットをまとめましたが、いわゆる格安SIMの一般的にいわれているメリットとデメリットあげていきましょう。

格安SIMのメリット

主なメリット
  • 毎月の通信料が大幅に削減できる
  • 利用スタイルに合わせて豊富に選べる

毎月の通信料が大幅に削減できる

格安SIMという名前からもわかるとおり最も特徴的なメリットは、大手キャリアと比較した際に価格が非常に安くなることがあげられます。

キャリアでスマホを所持していたら、あまり使っていなくても6,000円程度はかかっている人が多いのではないでしょうか。

これが格安SIMならうまくいけば、1,000円台で所持できることもあります。毎月の通信料を安くしたいと思っている人にとっては、大きなメリットとなるでしょう。

利用スタイルに合わせて豊富に選べる

格安SIMのメリット・デメリット

多くの格安SIMが運営されはじめているため、それぞれに豊富なプランやオプションなどの特色があります。自分の求めるサービスを探せるのがメリットといえるでしょう。

たとえば基本的にデータ通信はWi-Fi環境で行うものです。データ通信量が少なくてとにかく安いものがよいなら、1GBまでで1,000円以下で通信できる格安SIMを選べます。

反対に通話をよくしたい・通話オプションが充実したところを選びたいなら、通話し放題のオプションが用意されている格安SIMを選ぶとよいでしょう。

格安SIMのデメリット

主なデメリット
  • キャリアで使っていたサービスが利用できない
  • 通信速度が遅くなりやすい

キャリアで使っていたサービスが利用できない

キャリアならではのサポートやキャリアメール・キャリア決済など、今使っているサービスを引き続き使えないのはデメリットです。

とくにキャリアメールは、これを使ってさまざまなサイトなどの登録を行っている場合があるでしょう。

そうすると新たなメールアドレスで登録しなおす必要があるので、注意する必要があります。

通信速度が遅くなりやすい

格安SIMのメリット・デメリット

格安SIMはさきほども説明したとおり、キャリアの回線を借りて運営しています。回線が混雑している際には、キャリアに契約している人が優先して高速通信できるようになっているのです。

 そのため格安SIMの契約では、スピードが遅いと感じることも多いので注意しましょう。

混雑しやすいお昼時や夜間にデータ通信をあまり行わないという人は、それほど困ることはないかもしれません。

格安SIMから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめな人は?

格安SIMから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめな人の特徴

ここまでは楽天モバイルと格安SIMについて、それぞれのメリットとデメリットをみていきました。

以下よりは今格安SIMに契約しているものの、楽天モバイルに乗り換えるのがおすすめな人をまとめていきます。

おすすめな人の特徴
  • 楽天エリア内でデータ通信を行うことが多い人
  • 毎月のデータ使用量の幅が広い人
  • 安定した通信速度を重視する人

楽天エリア内でデータ通信を行うことが多い人

楽天モバイルのうれしいポイントをしっかりと発揮するためには、楽天エリアの中でスマホを使うことが重要です。よくスマホを使う場所が、楽天エリア内である人がおすすめでしょう。

 対して楽天エリアではないサポートエリアに自宅や勤務先がある人だと、パートナー回線を利用して通信を行うことになります。

今のところ独自回線である、メリットを感じにくいことになります。

エリアは次第に広がっているため、いずれ住んでいるエリアが楽天エリアに入る可能性は高いでしょう。とくにおすすめなのは、今の時点でエリア内に住む人だといえます。

毎月のデータ使用量の幅が広い人

格安SIMから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめな人の特徴

楽天モバイルは1GB以下の利用から20GB以上の利用までで、4段階の料金設定があります。

 各月の使用量に合わせて料金が決定するため、毎月使用量が変動する人にはとくにおすすめです。

しかも20GB以上使った場合は、楽天エリア内なら50GBでも100GBでも無制限というメリットもあります。

多くのデータ通信を行う人にとって、安心感があるでしょう。

安定した通信速度を重視する人

格安SIMはどうしてもキャリアの通信回線を借りて通信を行うため、時間帯などで通信速度が落ちてしまうデメリットがあります。

 その点、楽天モバイルは独自回線のため、回線が混雑して通信速度が落ちてしまうという心配が少ないのです。

現時点ではキャリアの安定感には劣る場合もあります。しかし次第に品質が向上しているうえに、格安SIMに匹敵する低価格で所持できるのが楽天モバイルの魅力といえるでしょう。

なるべく低価格で安定した通信ができる回線を使いたい人は、楽天モバイルへの乗り換えがおすすめです。

よくある質問

楽天モバイルは格安SIMのひとつですか?
楽天モバイルは独自回線をもつMNOサービスのため、格安SIMではありません。格安SIMと同じくらいの低価格を実現しながら、独自回線で安定した通信速度を提供しています。
楽天モバイルの料金プランは、どのように選べばよいでしょうか?
楽天モバイルには「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の、ひとつのプランしかないため自分で選ぶ必要がありません。その月に使って通信量に合わせて料金が変動するため、無駄がないのがうれしいポイントです。
楽天モバイルの通話料金はいくらですか?
国内通話は22円/30秒となっています。ただしRakuten Linkというアプリを使えば、国内どこにかけてもかけ放題となります。このアプリは楽天回線エリア内だけで適用されるのでなく、パートナーエリアでも適用されるのです。通話料を安くしたい人にもおすすめといえるでしょう。
楽天モバイルでは、iPhoneを使えますか?
楽天モバイル内でPhone12を購入できるうえに、もちろん利用もできます。以前はiPhoneⅩより古い機種は、動作確認がされていませんでした。しかし現在は6s以降の機種なら対応していると、正式に発表されています。
楽天モバイルを使ううえで、注意することを教えてください。
自宅が楽天エリア外にあるなど、パートナーエリアでのデータ通信利用が多い人は、高速通信の上限が決まっているため注意が必要です。エリア内で使える人は基本的には無制限で利用できます。自分が使っている場所がエリアないかどうかを、しっかりチェックしておきましょう。
楽天モバイルは実店舗がありますか?
全国各地に店舗が設置されています。店舗でのサポートや契約手続きをしたい場合は、お気軽に足をお運びください。
子どものスマホを、子どもの名義で契約できますか?
18歳未満のお子様でも、自分の名義で契約できます。そのため家族みんなで楽天モバイルを使った場合でも、それぞれが1回線目1GBまで0円を適用可能です。

まとめ

今回の記事では楽天グループが運営する楽天モバイルというサービスについて、詳しく解説をしました。

格安SIMとの違いやそれぞれのメリット・デメリットをご紹介し、楽天モバイルを使うのにおすすめしたい人なども解説していきました。

楽天モバイルはドコモやauなど大手キャリアと同じように独自回線をもちながら、格安SIMのように低価格を実現している新しいサービスです。

ぜひ、格安SIMと楽天モバイルを比較したうえで楽天モバイルへの申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
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