皆さんは物を購入する際、「リセールバリュー」を気にしたことはありますか? リセールバリューとは「使用した後に中古で売るときの価格」のこと。実は、買い物をするときに「リセールバリューのことを考えて商品を選ぶ」という人も多いようです。どのような考えからリセールバリューを考慮して物を選んでいるのでしょうか。SNS上に上がっている“実践”の数々をのぞいてみましょう。
「購入時よりかなり高く売れた」人も
リセールバリューを考える対象として、特に多いのが「車」を購入するとき。近年では、車の買い替えサイクルも早くなっているため、ネット上では「中古で売ったときに高く売れることを考えて、人気の色を選ぶようにしてるかな」「安い車を買うよりも、リセールバリューが高い人気車を買った方が、買い替えのときに得になることもある」などの声が上がっていました。
その一方で、「乗りつぶすつもりだからリセールバリューは全く気にしない」という人も。また「万が一事故にあったら価値が下がる」という視点から、「何が起こるか分からないからほんとに気に入ったものを買う」という意見もみられます。
住宅については、売却を前提にして購入をするという人からは「不動産だけは売ることも考えて買う」「マンションを買ったときに、売れるように駅近マンションを購入した。購入時よりかなり高く売れたよ」などのコメントが。車や住宅などの高額商品については「資産」として捉え、リセールバリューを考えて購入するという意見が多くなるようです。
また、バッグやアクセサリーなどを買う際も、「ブランド品を買った方が、飽きて買い替えたいときにお得になる」「リセールもそうだし、子どもにあげても価値が変わらないような物を考えている」といった意見が寄せられていました。
もちろん高額商品だけでなく、「スマホは下取りを考えて購入してる」「小さい子どもの服はすぐに着れなくなるから、メルカリとかで売る前提で買ってる」という声も。
リセールバリューを意識することは、金銭的なメリットからの視点と、物を引き継いでいく視点の2つがあるのかもしれませんね。あなたは買い物をするとき「リセールバリュー」を意識していますか?
オトナンサー編集部