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久保建英と同世代…イタリアで活躍する10代選手、能力値&市場価格ランキング・トップ5【編集部フォーカス】

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イタリアで活躍する若手選手5人【写真:Getty Images】
イタリアで活躍する若手選手5人【写真:Getty Images】

久保建英(18歳)、菅原由勢(19歳)、中村敬斗(19歳)。今夏は、Jリーグから海外へ移籍を果たした10代の選手が例年に比べても多かった。そうした若手選手の活躍には期待が寄せられるが、世界にも大きな注目を浴びる10代選手が数多くいるのも事実。今回フットボールチャンネル編集部では、セリエAで活躍する10代の選手を市場価格のランキング(トップ5)形式で紹介する(市場価格は『transfermarkt』を参照)。

5位

 久保建英(18歳)、菅原由勢(19歳)、中村敬斗(19歳)。今夏は、Jリーグから海外へ移籍を果たした10代の選手が例年に比べても多かった。そうした若手選手の活躍には期待が寄せられるが、世界にも大きな注目を浴びる10代選手が数多くいるのも事実。今回フットボールチャンネル編集部では、セリエAで活躍する10代の選手を市場価格のランキング(トップ5)形式で紹介する(市場価格は『transfermarkt』を参照)。

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5位:セバスティアン・ヴァルキエヴィツ(カリアリ/U-21ポーランド代表)
生年月日:2000年4月5日(19歳)
市場価格:400万ユーロ(約4億8000万円)
ポジション:DF
昨季リーグ戦成績:29試合出場/1得点1アシスト(ポゴニ・シュチェチン)

 ポーランド期待の若手ディフェンダーは、国内屈指の名門であるレギア・ワルシャワの下部組織出身。同クラブではセントラル・ユースリーグ・イーストで19試合に出場し、DFながら2得点を残すなどまずまずの成績を収めた。が、トップチーム昇格を掴み取るまでには至らず、2017/18シーズンにポゴニ・シュチェチンの下部組織へと移籍する。これが、結果的に同選手の運命を変えることになった。

 新天地でプレーすることが決まったヴァルキエヴィツは、加入からまもなくしてレギュラーに定着。リーグ戦では4試合終了で1失点というチームの堅守を支えるなど、さっそくピッチ上で申し分ないパフォーマンスを残した。その活躍が認められ、2017/18シーズン途中にはトップチームデビューも果たしたのだ。

 そして昨季は、完全にトップチームへ定着。リーグ戦では29試合で1得点1アシストの成績を収めるなど攻守両面でその存在感を光らせ、国内外の様々なクラブから興味を示されるようになった。実際、昨年冬にはアーセナルやリバプールが獲得のターゲットとして注目していたと報道されており、イギリス紙『ザ・サン』によるとアーセナルは何度かポゴニ・シュチェチンの試合にスカウトを派遣していたという。それほど注目度は高く、能力がある選手ということだ。

 スピード、足下の技術などは平均的だが、身長188cm、体重80kgの体躯を生かした対人戦の強さは申し分ない。本職のセンターバック以外にもアンカーとして起用できる柔軟性も兼ね備えている。まだポーランド代表デビューを飾ることができていないが、今後、同国の守備の要になることは間違いない。

 今季より所属するカリアリではまだリーグ戦の出場がない(第3節終了時点)ものの、果たしてイタリアの地でどのような活躍を見せるだろうか。

4位

4位:アンドレアス・スコフ・オルセン(ボローニャ/U-21デンマーク代表)
生年月日:1999年12月29日(19歳)
市場価格:800万ユーロ(約9億6000万円)
ポジション:FW
昨季リーグ戦成績:26試合出場/19得点3アシスト(ノアシェラン)

「デンマークの真珠」と称されるアンドレアス・スコフ・オルセンは名門ノアシェランの下部組織出身。2017/18シーズンのユースリーグで14試合出場15得点1アシストという圧倒的な結果を残すと、同年にはトップチームデビューも果たした。いま注目のアタッカーであるといっても過言ではないだろう。

 身長は180cmとアタッカーの中では大柄な部類に入るが、スピードと切れ味鋭いドリブルが特徴的。主に右サイドでの起用が多いが、利き足が左であるため縦に仕掛けていくというよりは中へ切り込んで勝負できる選手である。昨季のリーグ戦成績が示す通り得点力も非常に高く、ラストパスの質も兼備。攻撃センスは19歳にして抜群のものがあると見ていいだろう。

 そんなオルセンにはトッテナムやバルセロナなどが興味を示したという報道も出たが、同選手は今夏にボローニャ移籍を決断。日本代表のDF冨安健洋とチームメイトということになった。開幕から好調を維持しているボローニャだが、同選手の加入はかなり大きなものになっただろう。

 オルセンは現地時間15日に行われた第4節のブレシア戦でセリエAデビュー。出場時間は1分と短かったが、ここから徐々に出番を増やしていけるか。右サイドのライバルはリッカルド・オルソリーニと強力だが、力を示したい。

3位

3位:エリフ・エルマス(ナポリ/北マケドニア代表)
生年月日:1999年9月24日(19歳)
市場価格:1000万ユーロ(約12億円)
ポジション:MF
昨季リーグ戦成績:29試合出場/4得点0アシスト(フェネルバフチェ)

 ナポリは今夏、FWイルビング・ロサーノやDFコスタス・マノラスを獲得するなど充実な補強を行った。MFハメス・ロドリゲスの獲得は実現しなかったが、揃える戦力は申し分ない。

 そんなナポリにおいて注目されている新加入選手の一人がMFエリフ・エルマスだ。「マケドニアの至宝」と称される同選手は2017年6月にわずか17歳で代表デビューを果たした超逸材。今夏の移籍市場でその動きが注目されていたプレイヤーの一人であり、インテルやレアル・マドリー、ラツィオといった実力屈指のクラブが熱い視線を注いでいた。

 母国マケドニアのFKラボトニツキの下部組織出身であるエルマスは2015年、わずか15歳でトップチームへ昇格。2016/17シーズンにはリーグ戦33試合で6得点7アシストの成績を収めるなど国内でその評価を高めた。

 翌2017/18シーズンにはトルコの強豪フェネルバフチェへ移籍。加入1年目は出場機会に恵まれず苦しんだものの、昨季はリーグ戦29試合で4得点をたたき出すなど主力に定着している。そして今夏、激しい争奪戦の末ナポリがエルマスの獲得を決めている。

 エルマスは主にインサイドハーフやボランチとしてプレーする。空いているスペースへ果敢に侵入できる選手で、足下の技術力も高いためボールキープのうまさも申し分ない。平均支配率が高いナポリにとってはうってつけの選手と言える。また、守備時は自陣にまで戻って粘り強くボールに絡むことができ、競り合いでも強さを発揮する。チームにもたらす貢献度は高いと言えるはずだ。

 カルロ・アンチェロッティ監督の下、エルマスは今季リーグ戦3試合に出場。うち2試合は途中出場という形だが、指揮官からの信頼は確かだと言えるだろう。次なる目標はスタメン奪取だ。

2位

2位:ハメド・ジュニオール・トラオレ(サッスオーロ/U-20コートジボワール代表)
生年月日:2000年2月16日(19歳)
市場価格:1400万ユーロ(約16億8000万円)
ポジション:MF
昨季リーグ戦成績:32試合出場/2得点2アシスト(エンポリ)

 コートジボワール生まれのハメド・ジュニオール・トラオレは幼少期に家族でイタリアに移住している。その後、アマチュアクラブでプレーしてプロクラブからの注目を集めると、2015年にエンポリへ移籍。以降しばらくは同クラブの下部組織で成長を果たしていった。

 2016/17シーズンにプリマヴェーラBで25試合出場7得点8アシストという成績を収めたトラオレは、翌2017/18シーズンにエンポリのトップチームデビュー。リーグ終盤戦はコンスタントに出場機会を得ており、クラブのセリエA昇格に大きく貢献している。

 自身にとってのセリエA初挑戦となった昨季は、完全に主力へ定着。リーグ戦では32試合の出場で2得点2アシストの成績を収めるなどトップレベルでもその実力を証明し、クラブは降格の憂き目に遭ったが、トラオレはイタリア国内で高い評価を得るようになったのだ。

 トラオレは身長184cmの体躯を誇るが、非常に足下の技術が高い選手である。左右両足を器用に使いこなして相手のプレスを回避し、隙があると見れば果敢に前線へ飛び出す。ゴール前では正確無比なラストパスを通して味方の得点を演出することができるなど、持っているセンスはピカイチだ。

 そんな同選手は昨年1月にフィオレンティーナへ移籍するはずだったのだが、メディカルチェックを終えることが困難となりエンポリに残留。しかし今夏、サッスオーロが同選手の加入を発表している。新天地ではさっそくレギュラーとして活躍しており、リーグ戦と国内カップ戦合わせてさっそく2得点をマーク。サッスオーロの新たな顔になりつつある。

1位

1位:サンドロ・トナーリ(ブレシア/イタリア代表)
生年月日:2000年5月8日(19歳)
市場価格:2500万ユーロ(約30億円)
ポジション:MF
昨季リーグ戦成績:34試合出場/3得点7アシスト

 恐らく、いまイタリア国内で最も注目を浴びている選手と言えるだろう。ブレシアに所属するサンドロ・トナーリは、すでに世界中から高い評価を得ているアッズーリの未来だ。

 典型的なレジスタ。トナーリのプレースタイルを表現するにはこの言葉だけで十分だと言える。左右両足で質の高いパスを供給することができ、チーム全体のリズムを操る。空間認知に優れ、そのパスで味方を“動かす”ことができる。フリーキックの精度も申し分んなく、ベテランのような落ち着きぶりがすでに備わっている。「アンドレア・ピルロの後継者」といった呼び声は高いが、そのプレーと見た目はピルロそのものだと言える。

 2017/18シーズンにブレシアのトップチーム昇格を果たしたトナーリは、以降継続してピッチに立つようになり、リーグ戦で19試合出場2得点2アシストという成績を残している。昨季も主力としてチームのために汗をかき続けた同選手はリーグ戦34試合に出場して3得点7アシストの結果を残し、見事ブレシアをセリエA昇格&セリエB優勝へと導いた。

 昨年11月には18歳にしてイタリア代表初招集を受けたトナーリ。未だ代表での出場はないが、デビューを飾る日はそう遠くないだろう。来年のEURO(欧州選手権)はもちろん、3年後のカタールワールドカップで活躍が期待される選手の一人だ。

 ユベントス、インテル、ミラン、ローマといった国内クラブ、マンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマンなども獲得を狙っているというトナーリは、今夏にブレシア残留を決意。今季チームの目標であるセリエA残留に、どこまで貢献することができるだろうか。

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