リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのものを参考)。
15位:チェルシーの新10番
リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのものを参考)。
——————————
FW:ウィリアン(ブラジル代表/チェルシー)
生年月日:1988年8月9日(31歳)
昨季リーグ戦成績:32試合3得点7アシスト
市場価格:3500万ユーロ(約42億円)
チームの元エース、FWエデン・アザールから背番号「10」を継承したブラジル代表FWウィリアン。抜群の攻撃センスで新生チェルシーを牽引している。
ウィリアンはスピードに乗ったドリブルを得意としている。その長所は広いエリアはもちろんのこと、狭いエリアでも活かすことが出来る。足元の技術も兼ね備えているため、ブラジル人らしいテクニックを披露することもある。またドリブルだけでなくパスも非常に巧みな選手だ。ドリブルで相手を引きつけて空いた味方へ出すパス、お洒落に落とすヒールパスなど多彩なパスを供給する。この男のプレーからは遊び心を感じる。
ウィリアンはチームから契約延長オファーを受けたが、それを保留中。同選手はバルセロナからのアプローチを待っている状態だと言われている。クラブを牽引する男の去就に注目だ。
14位:アーセナル期待の新星
FW:ニコラ・ペペ(コートジボワール代表/アーセナル)
生年月日:1995年5月29日(24歳)
昨季リーグ戦成績:38試合22得点11アシスト(リール)
市場価格:6500万ユーロ(約78億円)
FWニコラ・ペペは昨季、リールで38試合22得点11アシストと大活躍。チームを2位に導く原動力となった。そのパフォーマンスが評価されて、今季からイングランドの名門アーセナルへと舞台を移した。しかしチームの低調なパフォーマンスとリンクするようにペペ自身も不振に陥っている。
しかしペペの能力に疑いはないだろう。スピードを生かしたドリブルを止めることは難しい。アフリカ人特有の手足の長さもペペの武器の一つで、それを生かしたドリブルは独特な間合いがある。複数の的に囲まれても奪われることのないボール捌きは圧巻だ。そしてカットインからのシュートも得意としており、コースを狙った繊細なシュートを打つ選手だ。また自らゴールを奪うだけでなく、決定的となるパスを供給することが出来るなど、チャンスメイクの能力も非常に高いと言っていいだろう。
今季は前述した通り、ペペは新天地で思うような活躍が出来ていない。チームとリーグに馴染むにはもう少し時間が掛かりそうだが、上手くフィットすれば大爆発してくれるだろう。
13位:シティの技巧派MF
FW:リャド・マフレズ(アルジェリア代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1991年2月21日(28歳)
昨季リーグ戦成績:27試合7得点4アシスト
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)
マンチェスター・シティに移籍をして以降、満足が行く出場時間を得ることが出来ていないFWリャド・マフレズ。昨季はリーグ後半戦でベンチスタートが多くなった。
マフレズは三拍子揃った選手でパス、ドリブル、シュートを得意としている。細かいタッチから急に加速をするドリブルに長けている。ドリブルからのパスも非常に巧みで、一瞬の隙を見逃すことなく質の高いパスを供給する。クロス精度もかなり高く、中へ切り返して上げるクロスはチームの一つの形となっている。またカットインからのシュートも得意としている。
マフレズは十分な出場機会を得られていないとは言え、実力は世界トップレベルだ。ベルナルド・シウバ、ラヒーム・スターリング、レロイ・ザネなど名手が集うチームでどうアピールしていくだろうか。
12位:アトレティコの技巧派ウインガー
FW:アンヘル・コレア(アルゼンチン代表/アトレティコ・マドリー)
生年月日:1995年3月9日(24歳)
昨季リーグ戦成績:36試合3得点2アシスト
市場価格:5000万ユーロ(約60億円)
今夏、FWアンヘル・コレアは放出対象となり、ミランへ移籍をすることが濃厚と見られていたが、結局はアトレティコ・マドリーに残留をすることになった。
コレアは足元の技術に優れた選手で、テクニックとドリブルの項目が高い。その長所は狭いエリアで輝き、ドリブルに派手さはないものの、果敢に仕掛けていく姿勢を見せてくれる。右ウイングだけでなく左ウイングとセカンドトップとしてプレーをすることが出来るのも魅力的だ。そしてシュートセンスにも優れた選手で鮮やかなゴールを決める試合もある。しかしフィニッシュの部分やラストパスの面でまだまだ改善の余地がある。また守備で献身性を見せることもあるが、無駄なファールが多いのがマイナスポイントだ。
コレアは昨シーズンから背番号を10番に変更して、クラブの期待を背負う。これまではスーパーサブという印象が強かったが、今季は果たしてその域を脱することが出来るだろうか。
11位:動き出しに長けたウインガー
FWホセ・マリア・カジェホン(スペイン/ナポリ)
生年月日:1987年2月11日(32歳)
昨季リーグ戦成績:34試合3得点10アシスト
市場価格:2000万ユーロ(約24億円)
FWホセ・マリア・カジェホンは昨シーズン、守備のタスクを求められるようになったことから、34試合に出場して3得点となかなかゴールを奪うことが出来なった。しかしアシスト数は「10」とチャンスメイク能力は健在。
カジェホンはIQが高い選手で、その長所はオフ・ザ・ボールの動きで見ることが出来る。スピードに乗ったまま、タイミング良く裏を取る動きは「消える」という言葉がとても似合う。もちろんドリブルも巧みで、スピードに乗ったドリブルは魅力的だ。またパスの精度も非常に高い。ピンポイントクロスはカジェホンの武器の一つと言って良いだろう。また前述した通り昨季から守備のタスクも増えたため、ディフェンス面の献身性も高いと言えるだろう。
カジェホンはゴールを奪うことが出来ずとも、チャンスメイクの面で貢献出来るのが強みだ。ナポリのオフェンス陣を牽引するこの男に今季も注目だ。
