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令和のヘアケアの新常識は“引き算ケア”!?  皮膜毛ケアで話題のmelt×カウブランド無添加が一夜限りのウェビナーを開催

マイナビウーマン

美容・健康

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「なんだかシャンプーが泡立たない」「乾きにくさや、ベタつきが気になる」など、髪の扱いにくさの原因と言われている「皮膜毛(ビルドアップ)」。最近ではSNSを中心に皮膜毛というワードが話題になり、その影響もあって皮膜毛対策ができるバズアイテムも誕生しています。

そんな中、皮膜毛対策になるとSNSで賞賛されている花王のmeltと牛乳石鹸共進社のカウブランド無添加がコラボし、7月2日にウェビナーを開催。本来、ライバルであるはずの2ブランドの“中の人”が登壇し、“引き算ケア”をテーマにトークが繰り広げられるということで、現地で詳しい話を聞いてきました。

■SNSの“バズ”と両社の思いが一致し、一夜限りのコラボが実現

今回のウェビナーのキーワードとなる皮膜毛とは、ついつけすぎてしまったヘアオイルやスタイリング剤などが、普段の洗髪では落としきれず、髪がベタついたり、重たくなったり、乾きにくくなってしまう現象のこと。

最近では、消費者のヘアケアへの意識が高まり、ヘアオイルやヘアミルクなどのアウトバストリートメントやスタイリング剤などを過剰につけすぎることで、日々の汚れや余分な成分が蓄積して起こってしまうのだそう。

美容師を中心に美容業界では、2022年ごろから皮膜毛と同じ状態をさす“ビルドアップ”が広がり始め、2025年8月末頃にカウブランド無添加のヘアケアシリーズが、同年12月頃にはmeltの「クリーミーメルトパウダー」が皮膜毛対策アイテムとしてSNSで盛り上がりをみせました。

カウブランド無添加のSNSでの反響に注目していたmeltの担当者が、企画書を送ったことが2ブランドがタッグを組むきっかけとなったといいます。

今回のウェビナーに登壇したのは、meltからマーケティング担当の松本典子さんと処方開発を担当する研究員の宮川卓也さん、カウブランド無添加からマーケティング担当の岩佐めぐみさんと研究開発の荒木晴香さん、そして本ウェビナーの進行を担当するSNS美容メディアEMME編集部員の青沼萌香さんの5名。

2社はドラッグストアのヘアケアコーナーの棚を取り合う競合のはずですが、ウェビナーが始まる前から和気あいあいとした雰囲気。ウェビナーが始まると、共通の“お客様の髪悩み”を解決したいという思いが重なり、アツいトークが繰り広げられました。

本コラボの企画書を送ったのは、meltマーケティング担当の松本さん。冒頭で経緯を説明するシーンでは、「同じヘアケア業界として日頃から注目していて、昨年の秋ごろの皮膜毛バズも見ていたので、ずっとお話ししてみたいなと思っていました。あるイベントでご一緒したときに、『花王と似ているところがあるかも』とカウブランド無添加様のものづくりに真摯に向き合うところに共感し、ご一緒したいと思っていたんです。そこで、いただいた名刺のメールアドレスに企画書を送るという衝撃的なスタートから実現しました」と当時を振り返ります。

松本さんから突然メールを受け取ったときの率直な感想について、カウブランド無添加の岩佐さんは「すごく衝撃だった」と話します。

「カウブランド無添加のヘアケアがSNSで話題になっていることはうれしかった反面、なかなか発信する機会がなくてもどかしい思いをしていました。その時に松本さんから連絡をいただいて、一緒に発信することで皮膜毛ケアを一過性にするのではなく、お客様のお悩みの解決に繋がったらなと思い、ぜひ一緒にお願いしますとお返事しました」と合意し、そこから何度も打ち合わせを繰り返して、プロジェクト開始から半年ほどで本ウェビナーに至ったといいます。

本ウェビナーのテーマは“引き算ケア”。meltの「クリーミーメルトパウダー」は、花王で培ってきた炭酸技術によって、つけすぎてしまったスタイリング剤や皮脂などが混合した蓄積した汚れを浮かして落として素髪に導くもの。

一方でカウブランド無添加のヘアケアシリーズは、厳選素材とシンプル設計でそもそも皮膜させすぎず、徐々に素髪に導くもの。それぞれアプローチは違いますが、“落として素髪に導く”という共通点から、“引き算ヘアケア”を盛り上げていきたいという思いが込められたのだそう。

■皮膜毛にならないため、毎日のケアで意識すべきポイントは4つ

今回のウェビナーに参加したのは、SNS美容メディアEMMEを中心とした発信を見て応募し抽選で選ばれた方々。応募時に行ったアンケートでは、皮膜毛について詳しく知らないと回答した人は全体の約7割という結果となりました。

そこでmeltが用意したのは皮膜毛チェックリスト。全7つの項目の中から複数当てはまると皮膜毛の可能性があるというもので、視聴者の中には6つも当てはまってしまったという方もいたことから、自分で気づかないうちに皮膜毛になっているケースがあるということが浮き彫りに……。

皮膜毛や頭皮のベタつきが気になった時に、どうするべきか。カウブランド無添加の岩佐さんは、髪だけでなく地肌のケアも必要だといいます。

「皮膜毛の原因になる成分は、髪だけでなく地肌にも蓄積している可能性があるので、地肌のケアも意識していただきたいです。髪や頭皮のべたつきが気になると、強い洗浄力のものを選ばれる方も多いかなと思うのですが、髪や地肌に必要なうるおい成分まで落としすぎてしまい、乾燥やダメージに繋がる可能性があります」

肌も頭皮も同じ皮膚であり髪の毛は頭皮から生えてくるため、髪にも地肌にもやさしいケアが重要になるのだそう。さらに、日々のヘアケア、特に洗髪時に意識すべきポイントが4つあるのだとか。

「一つ目は、髪のもつれや頭皮についている汚れを浮き上がらせるために、洗髪の前の乾いた状態でブラッシングをすること。二つ目は、シャンプーの前にぬるま湯で髪と頭皮を十分濡らし、汚れを落とすこと。三つ目は、洗髪時に髪よりも頭皮を洗う感覚で、しっかりとシャンプーを泡立てて指の腹でマッサージするように洗うこと。そして四つ目が、洗い残しがないようにたっぷりのお湯でしっかりとすすぐこと。髪も地肌も丁寧に洗うのがおすすめです」

SNSで話題になった2ブランドそれぞれのアイテムの特徴を詳しく聞いてみると、頭皮までやさしくケアすることで素髪に導く共通点が見えてきました。

カウブランド無添加ヘアケアシリーズは、デリケート肌を考えた無添加・低刺激処方で2000年に誕生。発売以来、やさしさと使い心地の良さにこだわり、2024年9月には5回目のリニューアルを実施。パサつく髪も毛先までうるおって指通りの良い髪に仕上げる処方へアップデートし、「さらさらケア」と「うるおいケア」の2タイプから選べるようになりました。

“髪がやわらかくなる使用感”、“素材を厳選したシンプル設計で皮膜させすぎない”ところ、そして“やさしい処方でしっかり洗いあげて徐々に蓄積成分を洗い流す”の3つが相まったことで「重くなった髪が軽くなり、リセットされる気がする」「素髪に導かれる」とSNSで話題になり、認知が広がったといいます。

一方、meltの「クリーミーメルトパウダー」は、2024年のブランド誕生とともにデビューしたパウダータイプの生炭酸(※1)シャンプーです。パウダーに水を混ぜると炭酸(※1)が発生して発泡。毛穴周りの汚れや皮脂を浮き上がらせて落とし、清潔な頭皮・髪に整える斬新さが発売当時から注目を集めました。

2025年10月には、よりクレンジング感を強めながらも、なめらかな髪を実現する生炭酸(※1)パウダーに改良。改良前よりも泡持ちの良さを200%アップ(※2)し、炭酸シャンプーを取り入れられる手軽さとすっきりと洗い上げる使用感がSNSを中心に反響を呼んだのだそう。

ウェビナーでは製品特徴から話が弾み、それぞれの開発秘話を語る場面も。カウブランド無添加のトリートメントまでノンシリコーンにするこだわりや使い続けやすい金額設定、meltのシャンプーと「クリーミーメルトパウダー」のライン使いで得られる相乗効果やパウダー状のワケなど、さらには開発者同士で質問を行うシーンもあり、両ブランドとも大盛り上がり。ここでしか聞けない秘蔵トークをたくさん伺うことができました。

■やさしくしっかり落とす“引き算ケア”が今後の常識へ

美髪になるために、スタイリング剤を使って整えたり、美容成分を与えたりするケアは意識していたものの、“引き算ケア”は確かに意識していなかったかもと痛感した筆者。健やかな素髪を育むためにも、本来のあるべき姿に戻すことが大切だということを学びました。

まずは、自分の素髪の手触りや質感を知ることから始めてみる。そして、“引き算ケア”を新たなヘアケアルーティンにして、美髪を目指していきませんか?

※カウブランド無添加は、着色料・香料・防腐剤・品質安定剤・アルコールが無添加
※1 パウダーを水に混ぜると発生
※2改良前 炭酸パウダー比較

(取材・文:吉川夏澄)

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