【ワトフォード 2-2 アーセナル プレミアリーグ第5節】
イングランド・プレミアリーグ第5節、ワトフォード対アーセナルが現地時間15日に行われた。試合は2-2のドローに終わった。
2試合勝利のないアーセナルは、負傷離脱中のラカゼットに代わり、ニコラ・ぺぺがオーバメヤンと2トップを組む。中盤にはエジル、ゲンドゥージ、セバジョス、ジャカが入った。
先制したのはアーセナルだった。21分、アーセナルはセンターライン付近の自陣でワトフォードからボールを奪うと、カウンターを発動。ボールを拾ったコラシナツがそのままドリブルでペナルティエリア手前まで侵入。コラシナツはペナルティエリア内のオーバメヤンに縦パス。これをオーバメヤンは反転してシュート。これがゴールに突き刺さり、アーセナルが先制となった。
さらに33分、ペナルティエリア手前の右で受けたエジルが、ペナルティエリア右に走り込んだメイトランド=ナイルズにスルーパスを供給。メイトランド=ナイルズは中央にグラウンダーのパスを出し、オーバメヤンが合わせた。
2点を先制し、試合を楽に進めたかったアーセナルだったが、1点差に詰め寄られる。53分、ゴールキックからビルドアップを展開しようとしたが、新ルールを利用し、ペナルティエリア内でボールを受けたソクラティスがパスミス。ボールを奪われ、クレバリーにゴールを決められてしまった。
1点差に詰め寄ったワトフォードは段々とペースを握り、アーセナル陣内に攻め込む。アーセナルは攻め込むワトフォードに対し、後手に回ってしまう。すると79分、カウンターから相手陣内で受けたヤンマートがペナルティエリア内にドリブルで侵入。対峙したダビド・ルイスがヤンマートを倒してしまい、PKの判定が下る。このPKをペレイラが決め、ワトフォードが試合を振り出しに戻した。
その後もワトフォードは勢いを止めず、アーセナルゴールを脅かす。ドゥクレが後半ATに決定的なシュートを放つも、GKレノが好セーブ。アーセナルも失点を許さない。結局試合はこのまま終了し、2-2の引き分けに終わった。アーセナルは前節のトッテナム戦に続きドローとなり、3試合勝利がない。
【得点者】
21分 0-1 オーバメヤン(アーセナル)
33分 0-2 オーバメヤン(アーセナル)
53分 1-2 クレバリー(ワトフォード)
81分 2-2 ペレイラ(ワトフォード)