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浦和レッズ、エスパルス戦影のMVPは関根貴大。主役にも脇役にもなれる貴重な存在がもたらす、輝かしい未来【週間Jリーグ通信】

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今夏、ドイツのインゴルシュタットから復帰を果たした関根貴大【写真:Getty Images】
今夏、ドイツのインゴルシュタットから復帰を果たした関根貴大【写真:Getty Images】

明治安田生命J1リーグ第28節、浦和レッズ対清水エスパルスが6日に行われ、2-1で浦和が勝利。リーグ戦9戦ぶりの白星を挙げた。清水に先制を許したが、前半ロスタイムにMF橋岡大樹からのクロスをFW興梠慎三が決めると、後半30分には橋岡が決勝点を奪った。1得点1アシストの右ウィングバックが文句なしのMVPも、見逃せないのは逆サイドの左ウィングバックMF関根貴大。右サイドバックながら圧倒的な攻撃力で清水の攻撃を担うDFエウシーニョに対し、攻守で圧力をかけ続けてリズムを作らせずに、勝利に貢献した24歳に迫る。(取材・文:下河原基弘)

リーグ9試合ぶりの勝利

 明治安田生命J1リーグ第28節、浦和レッズ対清水エスパルスが6日に行われ、2-1で浦和が勝利。リーグ戦9戦ぶりの白星を挙げた。清水に先制を許したが、前半ロスタイムにMF橋岡大樹からのクロスをFW興梠慎三が決めると、後半30分には橋岡が決勝点を奪った。1得点1アシストの右ウィングバックが文句なしのMVPも、見逃せないのは逆サイドの左ウィングバックMF関根貴大。右サイドバックながら圧倒的な攻撃力で清水の攻撃を担うDFエウシーニョに対し、攻守で圧力をかけ続けてリズムを作らせずに、勝利に貢献した24歳に迫る。(取材・文:下河原基弘)

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 待ち望んでいた瞬間だった。9戦ぶり、7月20日・第20節のジュビロ磐田戦以来のリーグ戦勝利に、笑顔でサポーターに応える浦和レッズの選手たち。降格圏が迫ってくる中で獲得した3ポイントで、勝ち点は35まで伸び、順位も10位に浮上した。

「やはり順位表を見て残留というところがある中、(対戦相手が)順位の近いエスパルスで勝たなきゃいけない試合だったので。必ず勝ち点3という部分で取れてほっとしていますし、ACLも勝って今日も勝てて次の試合、より自信を持ってピッチに立てると思います」と話したのはFW武藤雄樹。チームに勇気と自信を与える貴重な勝利は、アジア制覇にも残留にも大きな後押しとなるだろう。

 2日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦・広州恒大戦に2-0で勝利していた浦和。勢いそのままに一気呵成に攻め立てるかと思いきや、「今日は立ち上がり15分、前からいけなかった。全体的に重かった。クロスのこぼれをうまく相手のサイドハーフに拾われてカウンターというのが多かった」とMF関根貴大が話す通り、清水エスパルスにペースを握られた。左サイドで関根が個人技を見せて突破しチャンスも作ったが、チームは流れをつかめず。そのまま前半19分にロングスローから先制点を決められた。

 その後は前線の3人が中盤に下りてくるなどしてボールがつながるようになり、前半ロスタイムにMF橋岡大樹のクロスをFW興梠慎三が頭で合わせ同点。さらに後半30分には相手DFのクリアを橋岡が豪快に蹴りこみ2-1で勝利した。

数字では表れない部分で貢献した関根

 勝利の立役者は橋岡、そして同点弾の興梠となるだろう。だが、数字では表れない部分で貢献していたのが、今夏海外から浦和に復帰してきた関根だ。前節サイドバックながら2得点を挙げていた、相手攻撃のキープレーヤー・DFエウシーニョに対して「いらつかせるために、結構がつがつ行っていた部分もあります」ときっぱり。

 その理由について「彼が自由にプレーできることによって相手のリズムが生まれてしまうと思っていたので、なるべく高い位置を取りながら。あとは武藤君が本当にうまい位置を取ってくれていたので、やりづらかったのではないかなと思っています」と、左シャドーに入った武藤と連係を取りながら封じ込めていたのだ。

 清水の篠田善之監督は「関根選手の仕掛けとか、サイドにボールを振られた時のところで、エウシーニョがパワーを使ったというのは事実あるのだけども」とレッズの左サイドの攻撃の効果について語りつつ、「アタックの方でパワーが出なかったというのは、それが原因でなくてビルドアップの所で、少しノッキングするような形が多かった。もう少し優位に、エウシーニョが顔を上がった状態で前に供給できるようなことができれば、彼らに脅威を与えられたのではないか」と、チームの後ろからの組み立てに問題があったと分析した。

 そして、それこそが関根たちのがんばりによるものだった。「(守備の時にシャドーの選手を)下げないで高い位置、相手のセンターバックにプレスに行かせて、サイドバックに関根を行かすことで、全体の運動量も上げなくて済む」と守備のやり方について語ったのはDF槙野智章。前線から激しくプレッシャーをかけ、最後は背番号41がエウシーニョに当たっていたのだ。チームのために労を惜しまぬディフェンスで、浦和の左ウィングバックは貢献していた。

残留、そしてその先のアジア制覇へ

 当然、得意の攻撃でも圧力をかけ、「(エウシーニョの)後ろ、背後は狙いどこかなと。(武藤のランニングもあって)僕の所へのプレスが遅れたりという場面も結構多かったので。

 前半、金子(翔太)選手が、がんばって守備にこられて難しさはありましたけど、時間とともに相手も疲れてきて、うまく動かせたのではないかなと思います。相手の良さ、強みの右サイドはおさえられたのではないかと僕自身は思っています」と胸を張った。前節6得点を挙げた清水自慢の攻撃力は、エースFWドウグラスの体調不良とともに、エウシーニョが押し込まれたことで大きく削がれてしまった。

 圧倒的なドリブルスキルと正確なクロスが持ち味の関根。ACL・広州恒大戦ではゴールも決めるなど、攻撃では誰もが認める能力を持つ。海外では出場機会に恵まれず苦しい時間も過ごしたが、この試合で見せたような黒子のような働きもでき、相手や展開によって主役にも脇役にもなれる貴重な存在だ。

 そして、逆サイドに目を向ければ成長著しい橋岡がいる。2人の下部組織出身の若き両翼が、高い位置を取って攻撃を仕掛ける姿は、浦和の輝く未来の1つの形に見える。今季、攻撃の形がなかなか作れず、興梠への依存が問題となっているチームにとっては、何よりの良薬だろう。

「今日は橋岡君の日じゃないかなというスーパーゴール」と決勝点の後輩をたたえた関根は、白星に「これをつなげていかないといけない。次がさらに大事かなと。残りの試合が少なくなればなるほど、勝ち点3というのは大きくなるので、そこでいい流れにのれたなという思いはあります」と先に目を向けた。

 この勢いで次節・大分トリニータに勝って残留を引き寄せ、その先のアジア王者への道を突き進む。

(取材・文:下河原基弘)

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