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かつての“南米で随一の空軍”を取り戻す? 10年ぶり「超音速戦闘機」が訓練のために自国の空を舞う

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タッチアンドゴーや武装関連の訓練を開始

 アルゼンチン空軍は2026年3月28日、デンマークから購入したF-16「ファイティングファルコン」による本格的な訓練を開始したと発表しました。

Large figure1 gallery3アルゼンチン空軍のF-16(画像:アルゼンチン空軍)

 アルゼンチン国内で初めて運用されているF-16は2機で、同空軍の航空機メンテナンス拠点であるリオ・クアルト資材基地において、乗員と機体はタッチアンドゴーを含むさまざまな機動を実施したようです。

 F-16パイロットは、カナダのモントリオールに本社を置き、カナダ空軍出身者らによって設立された民間軍事航空会社「トップエース」の支援を受け、自国での訓練を行うようになりました。

 アルゼンチン空軍は2026年12月6日に6機のF-16戦闘機を受領し、2015年にダッソー ミラージュIIIを退役させて以降、約10年続いていた超音速戦闘機不在の状態を解消しました。しかし、式典などで飛行したことはあったものの、実機による本格的な訓練はこれまで行われていませんでした。

 すでに地上試験は3月中旬から実施しており、ようやく式典飛行ではなく、日常的にF-16が訓練飛行を行うための準備が整った状態です。

 今後数か月はリオ・クアルト資材基地を拠点に運用される予定で、すでに兵器システムの初期運用能力を獲得するため、高度で厳格な訓練課程に取り組んでいるようです。その後は、ブエノスアイレス州タンディルにおける第6航空旅団のインフラ整備が完了次第、同地へ移動する見込みです。

 なお、受領した機体はデンマーク空軍で退役したブロック15をベースとする中古機ですが、デンマークの防衛・航空宇宙企業テルマが改修を担当し、最新型であるF-16V(ブロック70)に近いセンサーやミッションシステム、電子戦能力を備える水準まで近代化が施されたとされています。また、アルゼンチンはデンマーク政府と計24機のF-16を購入する契約を締結しており、今後は追加の機体が順次配備される予定です。

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