お財布にやさしい価格帯のコンビニ「チョコチップスナックパン」。食べたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回はコンビニ大手3社(ローソン・ファミリーマート・セブン-イレブン)の「チョコチップスナックパン」をピックアップ。食感や味わいなどを比較しています。公平性を保つため温めることはせず、袋から取り出してそのまま実食。
セブン-イレブンのみ製造元が異なる
製造元を確認したところ、ローソンとファミリーマートは山崎製パンで、セブンのみ敷島製パンです。
最も重量があるのはセブン-イレブン
3社ともにチョコチップスナックパンは6本入り。袋ごと重量計測したところ、最も重みがあるのがセブン-イレブン150g、次いでファミリーマート139g、ローソン137gです。ファミリーマートやローソンは誤差の範囲でほぼ同じ重量に対し、セブン-イレブンは明らかに重量が出ています。
ローソン「チョコチップスナック」138円(税込)実食レポ
おやつ感覚で楽しめるチョコチップスナックで、1袋6本入り。皆さんもイメージしやすいチョコチップスナックです。
1本当たり82kcal・たんぱく質1.9g・脂質2.5g・炭水化物13.2g・食塩相当量0.1gです。
ほどよくチョコチップが入っているように見えます。
今回はそのまま実食したところ、パン生地はややパサつきがあり、飲み物が欲しくなるような嚙み応え。そして、チョコはしっとり甘みがあり、おやつにぴったりですね。
ネット上では「温めるとパン生地がしっとりするのでおすすめ」「ほどよいチョコの甘さが良い」といった声が出ています。
ファミリーマート「チョコチップスナック」138円(税込)実食レポ
チョコチップを練り込んだおやつパン。1袋6本入りです。沖縄県内では取り扱いがありません。
1本当たり96kcal・たんぱく質1.9g・脂質3.8g・炭水化物13.9g・食塩相当量0.1gです。
全体的にチョコチップの量がやや少なめに見えます。
パン生地の食感はローソンのものとほぼ同じく、ややパサつきがあります。ファミリーマートのパン生地表面がほんのり香ばしいので、パン生地だけでも味わい深さはあります。ただし、前述した通り、チョコチップは量が物足りないですね。
ネット上の口コミでは「おいしいけれどチョコチップの量は少なめな気がする」「パン生地の表面が香ばしくて良い」といった感想が出ています。
セブン-イレブン「ふわもち食感チョコチップスティック」149円(税込)実食レポ
ふわっともちっとした食感のチョコチップスティックパンで、チョコチップ2種類練りこんでいます。1袋6本入り。
1本当たり94kcal・たんぱく質2.1g・脂質3.7g・炭水化物13.4g・食塩相当量0.1gです。
他2社と比べて、パン生地の色合いがやや明るい印象。また、手に持った感触としては少し弾力があるように思いました。
パン生地はもっちりしっとりしていて、ミルキーな甘みも感じられます。チョコチップの量はローソンのものと同じくらいですが、しっとりした食感でパン生地との一体感が出ています。
ネット上の口コミでは「ふわふわしていて食べやすい」や「やさしい甘みのパン生地もよい」といった声が出ています。
パン生地とチョコチップの一体感を楽しむなら、セブン-イレブン「ふわもち食感チョコチップスティック」がおすすめ
手ごろな価格でおやつにぴったりな、コンビニの「チョコチップスナックパン」。3社ともに食感や味わいに個性が出ています。
ローソン「チョコチップスナック」は、食べ応えのあるパン生地とチョコの甘さが特徴の一品。一方、ファミリーマート「チョコチップスナック」は、パン生地の香ばしさで味わい深く仕上がっています。
そして、セブン-イレブン「ふわもち食感チョコチップスティック」は、ふんわりしっとりとしたパン生地と同じくしっとりしているチョコチップの一体感があり、食べやすい一品です。
みなさんもお気に入りのコンビニ「チョコチップスナックパン」をお試しください。
筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。
