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「『ETC』←なんて読んでますか?」 公募で決めたのに全然呼ばれなかった“幻の愛称”とは

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決まったタイミングが悪かった…?

 11月30日は、2001年に全国の高速道路で「ETC」システムの一般利用がスタートした記念日です。現在では広く普及し、また多くの人から「イーティーシー」と呼ばれているETCですが、実はかつて、この呼称とは異なる“愛称”が決められたことがありました。

Large figure1 gallery6現在では広く普及した「ETC」だが…(画像:写真AC)

 ETCは「Electronic Toll Collection System(電子式料金自動収受システム)」の略称で、高速道路や有料道路などの通行料金を、無線通信によって自動で決済するシステムです。ETCは、2001年3月末に千葉・沖縄地区で一般利用が始まったのを皮切りに各地に段階的に導入され、同年11月30日より全国で利用が開始されました。

 国土交通省の発表によると、ETCは2025年9月時点で利用率が95.5%に達しており、有料路線を利用するドライバーには、広く浸透しているといえます。しかし、当時はETC車載器が3~4万円程度と高価だったこともあり、当初は利用率が低調でした。

 国土交通省はこの状況を受け、2001年5月に「ETC愛称選定委員会」を開催。システムの全国スタート開始に先立ち、同年7月に「ETC愛称コンテスト」を実施しました。この投票イベントでは、委員会が選定した「E-スルー」「スルースルー」など5つの名称案に加え、応募者からの自由提案も募集され、約7000通の投票の末、委員会案のひとつであった「E-テック(イーテック)」が選ばれました。

 イーテックは、「『ETC』の読み替えを意識し、『E』に『テクノロジー』を感じさせる『テック』を組み合わせる」という意味を込めて作られた名称案で、愛称としての正式決定を経て、「イーテックと呼んでください」と書かれたポスターや書類をサービスエリアで掲示・配布するなど、システムの周知に向けて積極的に活用されました。

 しかし、テレビなど各種メディア報道では「ETC=イーティーシー」という読み方がすでに定着しつつあり、ETC車載器も「イーティーシー」という読み方で音声案内を行う機種がほとんどでした。そのため、先行利用がスタートした後に決定された「イーテック」という呼称は、一般には浸透しませんでした。

 その後、2003年にはETC車載器の購入支援制度や通行料金の割引、マイレージサービスなどの利用促進策が始まり、ETCの普及はようやく軌道に乗りました。決定のタイミングが遅すぎたともいえる「イーテック」の愛称は、廃止にこそなってはいないものの、現在では公式資料などでも使われなくなっています。

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