「崩落銀座」の海沿い県道がやっと復旧
災害により長期不通となっている静岡県道「静岡焼津線」が、復旧工事の完了に伴い2026年8月31日に再開通します。
崩落した浜当目トンネルの斜面(画像:静岡県)。
静岡焼津線は静岡市と焼津市の境界をなす「大崩海岸」の最も海側を走る県道です。その名が示すようにもろく崩れやすい地質で、古来より崩落が多発してきた交通の難所として知られています。
このうち焼津市側の「浜当目トンネル」で2024年7月に内部の変状、そして大規模な斜面崩落が発生し、同トンネルを含む1.2km区間が通行止めに。両市の行き来は山側の国道150号などへ迂回を余儀なくされていました。トンネルの補強工事が完了し、通行止め解除となります。
この浜当目トンネルは、2013年の台風で従来の「當目トンネル」北側の道路が陥没したため、山側が新たに開削され2017年に開通したものです。しかし7年後に再び斜面が崩落し、長期通行止めとなっていました。
トンネルは補強のうえで復旧を果たしますが、これまでの有識者委員会では、再開通に伴い連続雨量や地震などの通行止め基準を設けることや、新たな斜面崩落が発生する可能性を考慮して監視を続ける必要などが指摘されていました。
