「サントリー生ビール〈夏生〉」
サントリーが7月7日、猛暑向けの新商品「サントリー生ビール〈夏生〉」を数量限定で発売しました。「夏はビールが売れる」という話をよく聞きますが、あえて猛暑向けの商品を開発したのはなぜなのでしょうか。商品開発の裏側や、近年の猛暑がビールの販売に与える意外な影響などについて、同社マーケティング本部 ビール・RTD部の永尾真紀さんに聞きました。
「暑いとビールの苦みが飲みにくい」という声も
サントリーが実施した猛暑に関するウェブのアンケート調査によると、ビールを週3回以上飲む消費者のうち、約7割が「猛暑下ではビール以外を飲む頻度が高まる」と回答。「暑いとビールの苦みが飲みにくいと感じる」「スッキリ飲みやすいものが飲みたい」といった声が複数上がったといいます。
また、食卓・調理の状況を継続的に捉えた食卓データベース「食MAP」の調査(2022年から2025年)において、最高気温ごとに酒類各カテゴリーの販売数量指数を調査したところ、他の飲料カテゴリーは気温の上昇に伴い指数が伸びたのに対し、ビールカテゴリーは「35度以上の猛暑日」になると指数が下がったということです。つまり、近年の過酷な猛暑がビールの売り上げを鈍化させる要因になっていたといいます。
こうした課題を踏まえ、永尾さんは「うだるような暑さで疲れもたまる中、体だけでなく気持ちまでリフレッシュできるような爽快なビールをお届けしたいという思いでサントリー生ビール〈夏生〉を開発しました」と、商品開発の理由を明かしてくれました。
ビールの「爽やかな香り立ち」と「後味の軽やかさ」を高めるため、従来品では採用していない希少品種の「カリスタホップ」「サファイアホップ」を一部使用。
永尾さんは「中味としては、通常のサントリー生ビールが『穀物由来の味わい』で飲み応えを高めているのに対し、〈夏生〉では、希少品種ホップの一部使用で爽やかな香り立ちを高めながら、副原料のコーングリッツの使い方を工夫し、喉で感じる刺激感を和らげることで、喉通りのよい飲用感に仕上げました。猛暑が続くことが想定される、暑い日本の夏にぜひ飲んでいただきたいと考えています」と教えてくれました。
なお、商品は数量限定のため、すでに販売が終了している可能性があるということです。スーパーやコンビニなどで見掛けた際は通常の「サントリー生ビール」と飲み比べて、喉越しの違いを体感してみてはいかがでしょうか。
オトナンサー編集部
