コストコのレアな商品の中でも特に出会える確率が低い「牛すじ」は、店頭に並ぶ日も時間も全く決まっていない不定期さから、激レア商品だと言われています。今回はそんなレアすぎる「牛すじ」をピックアップして、その魅力を詳しくご紹介したいと思います。
コストコ歴17年目に突入したmarronroyです。初期は尼崎倉庫店、現在は神戸倉庫店に通うヘビーユーザー、コストコ商品を実際に使って食べてリアルな感想をお伝えしています。
質のよいアメリカンビーフの「スジ肉」だけを詰めた商品「牛すじ」は、店頭で見かけたら即座にカートインするべきアイテムですよ！
出会えたらウキウキ！ コストコの「牛すじ」
商品詳細
●名称：牛肉
●内容量：2kg〜4kg（販売パックによる）
●消費期限：加工日含め4日
●保存方法：要冷蔵4℃以下
●販売価格：79円／100g（2024年5月現在）
※スジ切り処理済。食べるときは十分に加熱すること。
「牛すじ」はどんなもの？
一般的に「牛すじ」と言えば、牛のアキレス腱などの筋ばったお肉のこと。その大きな特徴は、臭みだけではなく、普通にゆでたり焼いたりするだけでは到底太刀打ちできない噛み応え。
そこで必須なのが、下処理段階での「ゆでこぼし」と「下ゆで」。アクがたくさん出る部位なので、調理前にひと手間かけることで、牛すじならではのとろっとしたやわらかさとうまさが楽しめます！
コストコの「牛すじ」は、見た目の霜降り感からこのまま焼いても食べられそうに見えますが、紛れもないスジ肉。おいしく食べるには、下処理を省くことはできません。
ありがたいことに、コストコの「牛すじ」は筋切り済み!! ゆでても極端に縮むことなく仕上がります。
下処理方法
簡単なので、ぜひ覚えてしまいましょう！
ゆでこぼし
ほうれん草やこんにゃくなどと同じで、アクを取るためにおこないます。
ゆでこぼしのやり方
① 鍋に牛すじを入れて、ひたひたになるまで水を加えたら火にかけます。
② 沸騰したらそのまま数分間煮込み、ゆで汁を捨て、アクのついた牛すじを洗います。
※このときぬるま湯を使うと、油が固まらずきれいに洗うことができますよ。
下ゆで
再度ゆでることで牛すじはやわらかくなり、臭みを取り除くと同時に風味づけもできます。
下ゆでのやり方
洗った牛すじを鍋に戻し、水と酒、お好みで長ねぎの青い部分やしょうがを加えて1時間〜1時間半ほど煮込みます。途中で牛肉が頭を出すようなら、水を足してください。
コストコのアメリカンビーフは臭みがないので、風味づけはできなくなりますが、長ねぎやしょうがを入れずに下ゆでしても問題はありません。
ちなみに同じ下処理でも、根菜類の場合はゆでこぼしだけでOKですよ。
今回は「圧力鍋」を使って下ゆでしました。加圧時間は5分。牛すじは引っ張るとすぐに切れるほどやわらかくなりました。
鍋に残ったゆで汁は、おいしい出汁が出ているので捨てずに活用してくださいね。
「牛すじ」を使ったアレンジレシピ
とろとろの食感が魅力の「牛すじ」は、普通の牛肉同様、炒め物や煮込み料理、スープなどにアレンジ可能。いつもと同じ味つけでも、ひと味違ったおいしさが楽しめますよ。
牛すじカレー
牛すじと言えばコレ！ と思えるほど有名なアレンジ。いつものお肉を牛すじに変えるだけで、濃厚なコクが味わえます。
牛すじ甘辛煮
こちらも定番料理のひとつ。甘辛く味つけた牛すじは、ごはんのお供として、またおつまみとしても完璧です！ 今回は野菜を加えていませんが、大根やにんじんなどの根菜類を加えると、ボリュームもアップして立派なメインディッシュになります。
そのほか、おでん、味噌煮込み、中華風ピリ辛スープ、味噌汁などにもオススメです。
保存方法
ゆでた「牛すじ」は、冷凍保存も可能です。好みのサイズにカットをして、ジップロックなどに入れて冷凍庫へ。
調理するときは、冷蔵庫で自然解凍してどうぞ！
まとめ
コストコの激レア品「牛すじ」は、アメリカンビーフのスジ肉を堪能できる商品です。
普通の部位とは違う、「牛すじ」でしか味わえない独特の食感とうまみをたっぷり楽しむことができます！ 下処理のひと手間はあるものの、一気に処理して冷凍すれば、いつでも手軽に牛すじ料理が作れますよ。
グラム単価79円というコスパのよさとこのボリュームは、コストコだからこそできること！ 売場に出た瞬間に売れていくのも納得です。見つけたら、ぜひ購入してみてくださいね！
