ダイエット法としても話題になった「腹式呼吸」。肺を動かす筋肉"横隔膜"をつかった呼吸法であることはご存知ですか?横隔膜が鍛えられると、脂肪燃焼・免疫力UP・歌がうまくなるなど様々な効果が期待できるんです。腹式呼吸で横隔膜を鍛えるメリットと、簡単なトレーニング方法をご紹介します。
横隔膜

「横隔膜」とは、心臓・肺のある胸部と臓器のある腹部をドームのように区切る、膜状の筋肉のことです。
呼吸の際に伸びたり縮んだりして、肺の膨らみを助ける役割があります。
肺に空気が入ると横隔膜が下へ動き、その分内臓が前に押し付けられてお腹が出ます。
ダイエット法として話題になった腹式呼吸は、ただお腹を膨らませたりへこませたりするのではなく、この横隔膜を使った呼吸法なのです。
横隔膜を意識しながら呼吸して、さらなる効果UPを目指しましょう。
出典:WELQ [ウェルク]
腹式呼吸のやり方

- 仰向けになる(or 椅子に座る or 立つ)
- 手でお腹がへこむのを確かめながら、口をすぼめて息をゆっくりと吐ききる
- 手でお腹が膨らむのを確かめながら、ゆっくりと鼻から息を吸う
1日の目安は10回~15回×3セットです。
横隔膜の動きを意識して行ってくださいね。
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鍛えるメリット

ダイエット効果
ゆっくりとした深呼吸によって、自律神経のバランスが整えられます。
自律神経の乱れによる低体温が改善され、新陳代謝がUPして、脂肪が燃焼しやすい体に。
健康効果
体温が上がることによって、免疫力UP・血行促進・冷え性や便秘の改善なども期待できます。
歌がうまくなる
横隔膜を鍛えると、肺に入った空気のコントロールがしやすくなります。
安定した歌声を出したり、息を長く続けたりできるようになり、抑揚やビブラートなどの表現力もUP!
つい喉を使って歌ってしまう、という方にもおすすめです。
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ブルブルトレーニング

横隔膜の使い方を覚えて、ビブラートがうまくかけられるようになるトレーニングです。
- 背もたれのある椅子に座り、両手を握って肋骨の下に当てる
- リラックスして口を開け、息を吐く
- 大きくゆっくり息を吸い、一定の声量で「あー」と言いながら、手を当てている場所をブルブルと揺らす
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ドギーブレス

血行促進・肺の筋力アップ・脂肪燃焼などに効果的なトレーニングです。
- 仰向けになる(or 立つ)
- 犬が呼吸するように、口を半開きにして「ハッハッハッ」と細かく吸って吐く動作を、30秒~80秒続ける
1日に3~5セットを目安に行いましょう。
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いかがでしたか?
横隔膜を鍛えて、健康な体や美しい歌声を手に入れちゃいましょう。
