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シャンプーの“上手な泡立て方” アデランスの毛髪診断士が解説

オトナンサー

美容・健康

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シャンプーの上手な泡立たせ方とは…
シャンプーの上手な泡立たせ方とは…

 毛髪・美容・健康のウェルネス事業をグローバル展開するアデランス(東京都品川区)が「シャンプーの“泡”」に関する意識調査を行いました。その結果とともに、毛髪診断士認定指導講師・伊藤憲男(としお)さんが、シャンプーの上手な泡立たせ方を紹介しています。

 調査は、1月10~12日にかけて、全国の20〜60代の男女4888人を対象に、インターネットで複数回答OKのアンケートを行いました。

 シャンプーするときの悩みについて聞いたところ、3位は「正しい洗い方が分からない」で15.3%、2位は「汚れがきちんと落ちているか分からない」で24.5%、1位は「自分に合うシャンプーが分からない」で25.3%となりました。

 また、「シャンプーがうまく泡立たない、泡がへたる」と回答した人は11.9%いました。

 毛髪診断士認定指導講師の伊藤さんによると、シャンプーの上手な泡立たせ方について「ブラッシングと予洗いで事前準備」「充分な泡立ちのために『混ぜる』という意識を持つ」「アイテムを使う」の3点をポイントして挙げています。

 ブラッシングについて「ふわふわの泡で頭皮と髪を洗うには、シャンプー前の事前準備も重要です。はじめにブラッシングをすることで、髪の表面についた汚れを落とすとともに、髪のもつれや絡まりをほどきます。ただし、目の粗いブラシを使うこと、無理に髪を引っ張らずに毛先からほどくようにすることを意識しましょう」と説明しています。

 また、予洗いについては「丁寧に行うこともポイントです。シャンプーをつける前に、皮脂汚れやスタイリング剤を落とすことを意識して、ぬるま湯で頭皮までしっかりと1~2分間洗い流しましょう。この時、お湯の温度は38〜40℃程度のぬるま湯で洗うのがお勧めです。これらのことで、シャンプーの泡立ちがよくなります」とコメントしています。

 “泡を混ぜる”については「泡の中には言うまでもなく、空気が含まれます。シャンプー剤を泡立てるためには、空気に加えシャンプー剤を薄めて柔らかくする水分も必要です。一般的に理美容師は泡立てるときに、うまく水分と空気をシャンプー剤に『混ぜる』ようにしています。手で泡立てるのが難しいという方は、シャンプー剤を手のひらに伸ばし、髪の表面を手のひらで円を描いてなでるようにしていると、髪についた水分と髪の間にある空気が混ざり、キメ細かい豊かな泡が立ちやすくなります」とポイントを語っています。

 さらに、「うまく泡が立てられない」「泡がへたる」「泡を立てるのが面倒くさい」という人に向けて「市販の泡立てネットなどのグッズを使用するのもお勧めです。手だけではなかなか作るのが難しいキメの細かい泡が簡単に作れるので、時短にもつながります」と解説しています。

オトナンサー編集部

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