開通から1週間、早くも効果が現れてきているようです。
2019年12月1日に開通した首都高 小松川JCT(2019年12月、乗りものニュース編集部撮影)。
ナビタイムジャパンは2019年12月9日(月)、首都高「小松川JCT」開通にともなう「首都圏の交通流」への影響分析結果を発表しました。
首都高の小松川JCTは、これまでつながっていなかったC2都心環状線と7号小松川線を直結するJCTで、12月1日(日)17時に開通しました。今回ナビタイムは、同社のカーナビアプリなどから取得したデータを活用し、小松川JCTからC2の板橋JCTにかけて走行した車両について、開通から1週間のあいだの走行経路や所要時間の変化などを分析しました。
その結果、小松川JCT開通前は多くのクルマがC1都心環状線を経由していたのが、開通後は75%のクルマが同JCTを利用しC2経由に移行したといいます。C1経由の場合、混雑する朝7時から10時までの時間帯を中心に、板橋JCTまで最大50分以上を要していたところ、C2経由の場合は、混雑する時間帯であっても最大30分程度まで短縮されたそうです。
