「トゲ」で逆走車に衝撃! その仕組みとは
NEXCO東日本 関東支社は2026年10月28日、C4圏央道 茂原北IC(千葉県茂原市)において、逆走事故を未然に防止する目的で「路面埋込型ブレード」を設置すると発表しました。これはNEXCO東日本として初めて設置される物理的な逆走対策となります。施工は2026年11月中に夜間通行止めをおこなって実施予定です。
圏央道。写真はイメージ(乗りものニュース編集部撮影)。
「路面埋込型ブレード」は、路面に設置した突起物により、逆走する車両に衝撃を与えて注意を促す技術です。平面交差点から誤って高速道路の本線流出ランプへ進入してしまった際に、ドライバーに逆走していることを物理的に気づかせる目的があります。
今回の対策は、2025年11月に公表された「高速道路における逆走対策の推進について」の実施計画に基づくもので、茂原北ICは重点対策箇所とされていました。
NEXCO東日本は、誤ってランプへ進入した車両に対し、衝撃を与えることで逆走への早期の気づきを促し、重大事故の未然防止を図るとしています。
この装置は、正しい方向に走行する車両が上を通過した際には、突起物が回転して沈み込むため衝撃は与えません。突起の高さは設計値で5cmとなっており、一般的な乗用車の最低地上高である9cmには干渉しない設計です。また、二輪車については、路面標示や注意喚起看板に従い、車線の中央部を走行するよう呼びかけています。
NEXCO東日本は、万が一逆走してしまった場合は、周囲の状況を確認のうえ、安全な場所に停車してハザードランプを点灯し、ガードレールの外側など安全な場所へ避難してから110番や非常電話で通報するよう呼びかけています。
