海外での見知らぬ外国人観光客のお願いには「注意」を
麻薬探知犬をモチーフにした税関の人気イメージキャラクター「カスタム君」の公式SNSアカウントが、海外旅行者に対し「ぜ~ったいにOKしちゃダメだワン!」とキュートなキャラクターを保ちながら、非常に強いメッセージで注意を呼びかけています。どういった内容なのでしょうか。
成田空港を行き交う海外の旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。
同アカウントが「ぜ~ったいにOKしちゃダメ」と発信したのは、インバウンド(外国人観光客)をはじめとする、知らない人から「荷物が多いからかわりに預かってもらえないか」という誘いに応じてしまうというものです。
仕事上、毎月のように日常的に海外へ渡航する人物は、次のように航空便での“荷物事情”について説明します。
「とくに国際線などにおいて航空便では手荷物1つあたりの重量、および個数が厳密に設定されることが多く、これらの値がその上限を超えてしまうことは珍しくありません。その場合は別のカバンに荷物を移す、もしくは最終的に荷物を預ける前に破棄するという対応が必要となります」
同アカウントが注意喚起しているのは、この航空便特有の手荷物運搬システムを悪用して、その依頼を受けた人に不正薬物などの違法な物品を代理で運ばせるという手口です。過去には自称YouTuberがSNSで、見知らぬ外国人観光客から「制限を超えてしまったのであなたのスーツケースに入れて一緒に運んでくれないか」という誘いを「救済」として応じた結果、危険性を指摘する旅慣れたユーザーのコメントが殺到し、謝罪に追い込まれたケースも存在します。
同アカウントは「密輸の片棒を担がされないよう、気を付けてワン!」と注意を呼びかけています。
