走るのが苦手な首都高の路線に関するアンケートを実施。トップは「C1都心環状線」で約4割が選択。次いで「C2中央環状線」や「5号池袋線」も苦手路線の上位になりました。各路線の苦手な理由も寄せられています。
走るのが苦手な首都高の路線は?
「乗りものニュース」では2020年3月12日(木)から14日(土)にかけて、走るのが苦手な首都高の路線に関するアンケートを実施。303人から回答が集まりました。
首都高速6号向島線と9号深川線が分岐する箱崎JCT(画像:photolibrary)。
「あなたにとって走るのが最も苦手な首都高の路線は次のどれですか?」の質問に対し、結果は次のとおりです。なお8号については、存在するものの「8号」として案内はされていないため、対象外にしています。
・C1都心環状線:44.2%
・C2中央環状線:8.9%
・1号上野線:1.0%
・1号羽田線:2.6%
・2号目黒線:4.3%
・3号渋谷線:3.0%
・4号新宿線:3.6%
・5号池袋線:6.9%
・6号向島線:2.3%
・6号三郷線:0.7%
・7号小松川線:1.0%
・9号深川線:0.7%
・10号晴海線:0%
・11号台場線:0.3%
・Y八重洲線:3.6%
・B湾岸線:0.7%
・K1横羽線:2.3%
・K2三ツ沢線:0.7%
・K3狩場線:1.3%
・K5大黒線:0.3%
・K6川崎線:0.7%
・K7横浜北線:0.3%
・S1川口線:1.3%
・S2埼玉新都心線:0.7%
・S5埼玉大宮線:0%
・首都高を使ったことがない・分からない:8.6%
C1都心環状線 C2中央環状線 5号池袋線 それぞれ苦手な理由は?
「走るのが最も苦手な路線」として1位の「C1都心環状線」。以下のような選んだ理由が挙げられています。
・狭い、カーブ多い、合流が多い、右からも左からも合流する。(35~39歳、男性)
・ナビの誘導通りに1回だけ走ったことがあるけど、周りの車の流れについていくのがやっとで疲れた。(45~49歳、男性)
・エスケープゾーンが無い。継ぎ目でスリップしやすい。アップダウンが鬼。見通しが悪い。(25~29歳、男性)
・汐留~宝町間で車線の間にある橋脚にぶつかりそうで怖い。(60~64歳、男性)
・5号からY八重洲線に行きにくい。(50~54歳、男性)
・内回りの八重洲線からの合流が、見通しが悪くて危険。(50~54歳、男性)
2位の「C2中央環状線」については、以下のような理由が挙げられています。
・首都高速3号線から大橋JCTで大井方面に向かう際の合流が右カーブな上に右から合流で右ハンドルの場合見にくい。(45~49歳、男性)
・王子線の見通しが悪い急カープの先の超急勾配があり、前方の減速車に気付きにくく、追突する恐れが高いため。(45~49歳、男性)
・川の上では風が強い時は怖さすら感じる。小管や板橋の分岐が走りにくい。地下部分は渋滞したら逃げ場がない。(45~49歳、男性)
・6号線との合流とその後の分離が大変。(50~54歳、男性)
3位の「5号池袋線」では、「カーブが多い、渋滞も多い」(35~39歳、男性)、「常に混んでる」(30~34歳、男性)、「池袋の合流加速車線が短いので」(40~44歳、男性)などの理由が挙げられています。
苦手とする人が少なかった路線は、0%の「10号晴海線」「S5埼玉大宮線」、0.3%の「11号台場線」「K5大黒線」「K7横浜北線」などです。「11号台場線」は、苦手な理由として「レインボーブリッジの景観が高すぎて恐ろしい」(45~49歳、男性)という声が寄せられています。
●アンケート実施概要
・調査期間:2020年3月12日(木)20時ごろから3月14日(土)19時ごろまで
・調査方法:Questantのシステムを利用して調査
・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど
・有効回答数:303
