元「ひと駅100円」運賃終了!
多摩都市モノレールは2026年10月30日、割引運賃制度を2027年3月に見直すと発表しました。これに伴い、ひと駅間ならきっぷ110円、IC102円で利用できる「一駅区間割引」が終了します。
多摩都市モノレール。左はIKEA立川(画像:PIXTA)
この割引は2001年から多摩都市モノレールの認知度向上を目的に適用してきたものです。当初は「一駅100円」でした。所期の目的は果たされた一方で、経営に与える影響が大きいとし、本来の運賃に戻すということです。
割引終了後の運賃は、現行の1~3km区間の通常運賃であるきっぷ220円、IC214円となります。小児はその半額です。なお定期券の運賃はもともと通常運賃で算出しているため変更はないということです。
一駅区間割引が重宝するのは、たとえば立川北駅とIKEA立川の最寄りである高松駅のあいだや、京王線と接続する高幡不動駅から中央道日野バス停の最寄りである万願寺駅など、歩くにはちょっと辛い区間を便利に利用できました。
また、利用が減少している普通回数乗車券も発売を終了するということです。一駅区間の割引と回数乗車券の発売終了は、ともに2027年3月13日(土)です。
多摩都市モノレールでは現在、上北台から八高線の箱根ヶ崎駅まで路線を延伸する事業が行われていますが、割引終了の理由は延伸ではなく、開業から30年近くが経過することによる施設の老朽化、修繕費の増大、施設の大規模更新などが必要になっているとしています。具体的には信号保安装置の更新、受変電設備の苦心、ホームドア制御駆動装置の更新などです。また、駅トイレの改修、多機能化、照明のLED化などサービス向上にもつなげるといいます。
