渋谷を中心に安全対策を実施へ
電動キックボードや電動自転車など、小型モビリティのシェアサービスを展開するLUUPおよびLimeの両社は2026年10月22日、ハロウィン期間中の混雑や交通規制を見据え、東京・渋谷などの一部エリアで安全対策を実施するとそれぞれ発表しました。
電動キックボードの走行イメージ(画像:PIXTA)
10月31日のハロウィン前後の期間は、都市部を中心に各地で激しい混雑が発生しています。特に渋谷周辺には仮装した人々が例年殺到しており、器物損壊や暴行、痴漢や盗撮といった犯罪行為も多発。今年はハロウィン当日が土曜日ということもあり、渋谷区は多額の予算を投じて対策を講じています。
LUUPやLimeの対応は、渋谷区からの要請により近年実施しているものです。交通規制区域内への車両の乗り入れを防止するとともに、人が密集するエリアでの事故やトラブルの防止を目指します。
具体的な対策内容として、まずLUUPは10月30日(金)、翌31日(土)の各日17時から翌朝5時頃まで、渋谷区内の15か所のポート(駐輪・駐車拠点)の利用を一時停止します。また、同様の規制を福岡市内の11か所のポートでも実施する計画で、こちらは10月31日(土)17時から、11月1日(日)午前10時頃まで利用ができなくなります。
一方、Limeも渋谷区内の11か所のポートにおいて、LUUPと同様の時間帯に利用の一時停止を行うほか、同社がサービス運営に採用している「ジオフェンシング」技術を活用した規制も実施する予定です。
ジオフェンシングはGPSなどの位置情報を使い、地図上に仮想的な境界線(ゾーン)を設定する技術。車両が対象エリアに進入すると、利用者の操作にかかわらず、自動で速度の抑制や走行の制限が行われます。Limeはこの技術を応用し、当日は交通規制エリア周辺で車両の走行制御を行うとしています。
