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ロシア 民間航空輸送の維持のため大胆な手段に出る! 注目されたのは“冷戦末期に開発した”旅客機!?

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ロシア製旧式航空機を再就役へ

 ロシアの航空会社が旅客輸送量を維持するため、保管されていた旧型航空機の再稼働を進めていることが、2026年1月19日、ロシア国内メディアの報道により明らかになりました。

Large figure1 gallery2ロシア国産初の4発ワイドボディ機であるIl-96。原形機はソ連末期の1988年9月に初飛行(画像:ロステック)

 国営メディア「RIAノーボスチ」が、国営企業ロステックの発表として伝えたところによると、Tu-204/214、An-148、Il-96などのロシア国産旅客機・貨物機およそ12機が修復中とのことです。修復作業は2022年から開始されているとされています。

 さらに、ロシア国内メディア「イズベスチヤ通信」によると、すでに10機がレッドウィングス航空などの航空運航会社に引き渡されているとのことです。

 また、ロシア航空では、経営破綻した「トランスアエロ」から引き継いだボーイング747のうち、現在運航中の2機に加え、さらに2機を投入する計画とされています。これらの機体の改修は、イランなどのロシア友好国で行われる可能性が高いとみられています。

 この報道を受け、欧州メディアでは、2022年2月にロシアが実行したウクライナ侵攻に伴う経済制裁の影響が、より深刻化しているのではないかとの見方が出ています。

 ロシア連邦航空運輸局は、2025年時点でロシアの主要航空会社が保有する航空機1135機のうち、1088機が運用されていると発表しています。しかし、その約70%は外国製機体とみられており、国産機についても西側諸国製の部品が使用されています。Tu-204/214やIl-96などは、原型機が東西冷戦末期のソ連時代に運航されていた機体であり、比較的西側依存度が低いとされています。

 また、新型旅客機にもこの制裁の影響は出ており、2017年に初飛行した双発中短距離ジェット旅客機であるイルクート MS-21(ロシアでの型番はMC-21)も、搭載するエンジンや電子機器を純ロシア製にして、作りなおす方針となっています。本格的な制裁開始以前から同機の開発は遅れており、当初2020年納入予定だったものが、現状では2026年になると見込まれています。ただ、これも伸びる可能性があるといわれています。

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