仕事の途中で無駄話をして時間を潰すことを「油を売る」と言いますよね。これは、江戸時代の髪油売りが、お客さんと世間話をしながら、ゆっくりと時間をかけて油を売っていた様子から生まれた言葉なんです!
トピックス①:江戸ののんびりした商売風景

引用元:https://edo-g.com/blog/2016/02/shomei.html/shomei5_m
今と違って、昔の油は大きな壺から、お客さんが持ってきた容器に柄杓で量り売りしていました。特に、女性が髪に使う「髪油」は粘り気があったため、容器に移すのにとても時間がかかったそうです。

その間、腕利きの油売りたちは、お客さんを退屈させないように世間話や噂話に花を咲かせました。そのおしゃべりがまた楽しくて、ついつい長居してしまう…。そんな様子を傍から見た人が、「あの油屋は仕事もせずに、おしゃべりばかりして油を売っているぞ」と、少しからかうように言ったのが、この言葉の始まりだと言われています。
まとめ
今では「サボる」という意味で使われる「油を売る」ですが、その背景には、お客さんとのコミュニケーションを大切にする、江戸時代ののんびりとした商人の姿が隠されていたんですね!
なんだか、現代の私たちが忘れかけている、人と人との温かいつながりを感じさせてくれる言葉だと思いませんか?たまには効率を忘れて、同僚とじっくり「油を売って」みるのも、良い関係を築くためには必要な時間なのかもしれませんね!
