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ビニール傘、実は「日本生まれ」って知ってた?→普及の裏に“アメリカから逆輸入”の歴史あり

オトナンサー

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身近な「ビニール傘」、実は……
身近な「ビニール傘」、実は……

 雨の日の外出には欠かせない傘。特に「ビニール傘」は安く簡単に手に入るので、持っている人も多いでしょう。透明なビニール傘には、周囲が見えて安全確認しやすいという強みもあり、デザインにも癖がないため、多くの人に使われています。そんなビニール傘の知られざる歴史について探ってみました。

最初は「傘カバー」だった

 ビニール傘を初めて作ったのは「ホワイトローズ」という日本の会社。なんと同社の歴史は江戸時代まで遡ります。約300年前に初代・武田長五郎が煙草商として「武田長五郎商店」を創業し、4代目からは雨具商に転向。そして5代目で幕府御用達に認められるなど、代を経るごとに傘問屋として業績を伸ばしていきました。

 ホワイトローズ社でビニール傘にまつわるプロジェクトが始まったのは、昭和20年代のことです。当時、傘の主流だった「綿傘」は、防水性が低く色落ちしやすいという欠点がありました。欠点克服のためにホワイトローズ社が着目したのが、進駐軍が持ち込んだビニール素材。まず最初に、ビニール製の「傘カバー」を発売します。

 この傘カバーは、開いた綿傘の上からビニール製のカバーをかけ、傘本体を雨から守るというもの。斬新なアイデアが受けたのか、当初は傘カバーの売れ行きは好調でした。

 ところが、傘カバーの発売から程なくして、新素材のナイロンが洋傘の素材に使用されるように。ナイロン傘には綿傘の抱えていた欠点がなく、傘カバーはニーズを失ってしまいます。この事態に対応するために新商品のアイデアを模索する中で、ついに生まれたのが「ビニール傘」です。

 現在は至るところで使われているビニール傘ですが、完成当初は傘売り場や雨具店から見向きもされない商品でした。というのも、繊維素材の使用を伝統とする傘業界では、繊維を使わず、職人の手を必要としないビニール傘が「伝統を破壊するもの」として批判的に受け止められたのです。

 苦境にあったビニール傘の転機となるのは、1964年の東京五輪。アメリカから来日した傘バイヤーがビニール傘に注目し、輸出が始まったことがきっかけです。ビニール傘はなんとニューヨークで大ヒットを記録。その後、ファッションアイテムとしてアメリカから逆輸入される形で、日本全国にも普及することになりました。

 海外から入ってきたアイテムのように見えて、実は日本の伝統的な企業で生まれたビニール傘。「実は日本生まれ」という商品は、他にもたくさんあるかもしれませんね。

オトナンサー編集部

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