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トム・クルーズもここで習った!? P-51「マスタング」飛行学校に突撃 ライセンス取得への壁とは

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映画『トップガン マーヴェリック』の中でトム・クルーズが乗りこなしていたP-51戦闘機。初飛行から80年以上経つ同機の操縦方法を教える飛行学校がフロリダにあります。操縦ライセンス取得にいくらかかるか直接、聞いてみました。

80年前の飛行機の乗り方をいまだに教える訓練学校

 海外では現在も「ウォーバーズ」という愛称で、大戦機を含め昔の軍用機が元気に空を飛んでいます。特に第2次世界大戦期の戦闘機は人気が高く、イギリスの「スピットファイヤ」や日本の「零戦」など、世界的に有名な機体がいまだにフライアブルな状態で現存しています。

Large 220803 stallion51 01スタリオン51が保有するTF-51。ニックネームは「クレイジーホース」。由来はリー氏がバーで飲みながら兄弟で決めたとのこと(布留川 司撮影)。

 なかでも機数が多く、かつ引く手あまたなのがノースアメリカン社のP-51「マスタング」でしょう。映画『トップガン マーヴェリック』でも、トム・クルーズ演じる主人公マーヴェリックの自家用機として登場。さらに、この機体自体が彼の個人所有ということでも話題になりました。

 つまり、P-51を飛ばすトム・クルーズ(マーヴェリック)は映画のなかの演技というわけではなく、プライベートを垣間見られる紛れもない“リアル”な姿だったといえるでしょう。

 しかし、P-51はアメリカ軍から退役して半世紀以上も経った古い戦闘機です。トム・クルーズなど、21世紀の現役パイロットたちは、どうやって操縦方法を覚えたのでしょうか。

 ほかのパイロットから直接教わる方法もありますが、実はアメリカにはP-51の操縦法を教える訓練学校があるのです。その学校の名前は「スタリオン51」といいます。

P-51乗るためにはT-6「テキサン」も操縦必須

 スタリオン51は、ウォルトディズニー・ワールドリゾート(WDW)で有名なフロリダ州オーランド近郊にあるキシミー・ゲートウェイ空港の一角にあります。ここでは複座型で前後の席とも操縦装置が付いた訓練用のTF-51を2機保有しており、これを使えばインストラクターが同乗しての訓練フライトが可能です。

 こう聞くと、「ここに来れば誰もがP-51の操縦ライセンスを手に入れられるのでは」と思うかもしれませんが、憧れの大戦機パイロットになるのはそう簡単ではありません。

Large 220803 stallion51 02スタリオン51の創設者兼教官であるリー・ローダーバック。P-51で1万時間の飛行経験を持ち、インストラクターとしての経験も豊富(布留川 司撮影)。

 スタリオン51の創設者兼教官であり、自身もP-51で1万時間もの操縦経験があるリー・ローダーバック氏に、操縦ライセンスを持っていない私も「P-51を操縦できる?」と聞いてみたところ、「I have no idea(見当もつかない)」と即答されました。

 ここスタリオン51で訓練を受けるには、まず基本的なパイロットライセンスが必要なほか、それとは別に尾輪式航空機のライセンスといったFAA(米連邦航空局)が指定するいくつかの資格が必要になります。つまり、訓練でも素人がいきなりP-51の操縦桿を握ることはできず、その前段階でパイロットとしての経験と技術を積み重ねている必要があるのです。

 さらにスタリオン51に入校してもP-51訓練の前段階として、同じ尾輪式のT-6「テキサン」練習機を用いた飛行訓練を最低50時間こなしたうえ、試験(チェックアウト)をパスしなければならず、P-51パイロットへの道は決して楽なものではないようです。

万事全て「先立つものは金」の世界

 また、パイロットとしての努力だけでなく、P-51の場合は金銭的な負担も非常に大きくなります。P-51は近年、投資対象にもなっていることから価格が高騰しており、中古市場に出回る機体の価格に関する最低ラインは200万ドル(約2.6億円)以上。これにメンテナンスと燃料費、さらに高額な保険料が加わるため、あるオーナーは「飛ばさなくても毎月1万ドル(約130万円)は掛かる」と愚痴混じりに教えてくれました。

Large 220803 stallion51 03スタリオン51の教室といえるブリーフィングルーム。地図や模型のほかに、機体に取り付けた記録用カメラもあり、その映像を飛行後の評価で見ることができる(布留川 司撮影)。

 スタリオン51での訓練費用の詳細は公開されていませんが、ここで行っている一般人向けの体験飛行が1時間3350ドル(約44万円、2017年の価格で現在の価格は要問い合わせ)であることを考えれば、ライセンス取得までに掛かる費用は数万ドルとなるでしょう。実際、P-51の操縦訓練を受ける人の多くは、何らかしらの事業で成功を収めた富裕層が多いようです。

 これまでにスタリオン51でP-51の操縦資格を取得したパイロットは、日本人を含め約200名。P-51という希少な大戦機であることや、そこに掛かる費用や手間を考えれば、この数字も決して少なくはないと言えるのではないでしょうか。

 大戦機を操縦するというのは、ある意味で飛行機マニアにとってひとつの到達点でしょう。誰もがチャレンジできるわけではありませんが、スタリオン51のインストラクターいわく、訓練自体は「身体的に問題がなければ70歳の人が操縦資格を取った例もある」ということなので、人生の目標として掲げ続けるのもいいかもしれません。

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