背中ニキビを防ぐには?(画像はイメージ)
暑い時期に背中が大胆に開いたトップスや、涼しげなシアー素材のファッションを楽しむ人は多いと思います。その一方で、「背中のポツポツやニキビ跡が気になるけれど、自分からは見えないし…」と、ついつい見て見ぬふりをしていませんか。
美容皮膚科「リゼクリニック(男性はメンズリゼ)」が20〜50代の男女1000人を対象に行った「背中の肌事情」に関するアンケート調査によると、多くの人が「背中汚れ」を自覚しながらも、効果的なケアができていない現状が浮き彫りになりました。
背中汚れ、6割以上が「落とせていない」
アンケートで「身体を洗う際、おろそかになりがちな部位は?」と尋ねたところ、男女ともに圧倒的最多だったのが「背中」(女性52.8%、男性47.2%)でした。
さらに、気になる調査結果として次の2点が挙げられます。
■背中の肌の悩みについて
男女ともに1位は「乾燥」、2位は「ニキビ・吹き出物」でした。さらに男性の3位には「脂っぽさ」(19.4%)がランクインし、その数値は女性の約2倍でした。男女で皮脂トラブルへの意識に差があることが分かります。
■背中の汚れについて
男女ともに6割以上が「しっかり落とせていない」と回答。その理由のほとんどが「手が届かないから」「直接目で確認できないから」というものでした。自分では見えず、届かない場所だからこそ、多くの人がケアに限界を感じているようです。
洗う順番は「髪が先、体は後」が鉄則 医師が教える予防法
一体どうすれば、見えない背中を正しく優しくケアできるのでしょうか。見落としがちな背中トラブルの原因と今日から実践できる正しいケア方法について、リゼクリニックに所属する美容皮膚科医の山村鈴奈さんは、次のように解説します。
(1)洗う順番は「髪が先、体は後」が鉄則
特に気を付けたいのが、シャンプーやトリートメント、整髪料のすすぎ残しです。先に体を洗ってしまうと、洗い流したつもりでもヘアケア成分が背中に残り、毛穴詰まりや背中ニキビの原因につながることがあります。
髪が長い人や、ヘアオイル・ワックスなどを使う機会が多い人は、知らないうちに背中へ付着しているケースも少なくありません。そのため、体を洗う順番も大切です。「頭から順番に洗い、最後に背中を含めた体を流す」ことを徹底しましょう。
(2)汗をかいたら放置しない&摩擦はNG
暑い季節は、汗をかいたら小まめに着替えたり、シャワーを浴びて雑菌の繁殖を防ぐのがベストです。ムレや雑菌の繁殖を防ぎやすくなります。締め付けの強い衣類や、通気性の悪い素材も刺激になることがあるため、肌への摩擦を減らすことも意識したいポイントです。
また、「きれいにしなきゃ」とナイロンタオルなどでゴシゴシこするのは逆効果です。肌のバリアー機能が傷つき、赤みや炎症を引き起こすため、背中も顔と同じように “洗いすぎない、こすりすぎない”ことに注意しましょう。
セルフケアで追いつかない場合は医療機関の相談も
「どうしても背中ニキビが繰り返してしまう」「即効ケアしたい」という場合は、クリニックでの専門的なアプローチを頼るのも選択肢の一つです。美容皮膚科などでは、水流を利用して毛穴汚れや古い角質を洗浄・吸引する治療や、肌表面を整えるピーリング、美容成分を角質層まで浸透させる施術などが用意されている場合があります。
背中は皮脂や汗の影響を受けやすく、自分ではケアしにくい部位だからこそ、専門機関の手を借りて根本から整えることで、健やかで自信の持てる後ろ姿につながります。背中の肌トラブルが気になる場合は、一度医療機関へ相談してみてはいかがでしょうか。
オトナンサー編集部
