「F-15の天国」ついに変わります。
第4世代機と第5世代機の「新鮮なツーショット」が公開
航空自衛隊は2025年4月4日、石川県の小松基地に配備されるF-35A戦闘機が到着したと発表。同基地に配備されているF-15戦闘機と並んだ様子を公式Xで公開しました。
航空自衛隊のF-15戦闘機（画像：写真AC）
航空自衛隊で最新の戦闘機となるF-35Aはこれまで、三沢基地（青森県三沢市）の第301飛行隊、第302飛行隊にF-4EJ改の代替として導入されてきました。
小松基地は、第303飛行隊、第306飛行隊、飛行教導群が拠点としており、全ての部隊に主力戦闘機であるF-15が配備されていますが、いよいよ世代交代が始まります。
今回は、戦闘機を掩体（シェルター）で運用する第303飛行隊に3機のF-35Aが到着。第4世代機に位置付けられるF-15と、第5世代のステルス戦闘機であるF-35Aの新鮮なツーショットが実現しました。
宮城県北部から兵庫県西部にわたる広大な空の守りを担っている「中部航空方面隊」に属する部隊に、初めてF-35Aが配備されたことになります。
今後、F-35Aは小松基地に2個飛行隊（40機）分が配備され、同数のF-15を更新する予定です。1個飛行隊分の20機を2027年度までに配備し、2028年度から2個目の飛行隊への配備が始まります。なお、飛行教導群のF-15については、既存の機体がF-15能力向上型（8機）に置き換わります。
