「あの子のこと嫌いじゃないけど、イマイチそりが合わない...」「先輩社員がどうしても苦手...」――。仕事でもプライベートでも、人間関係の悩みは尽きませんよね。
実は占星術で見てみると、それぞれの星座には、あまり相性のよくない星座が存在するんです。そんな相性の悪い星座を知った上で、互いの違いを理解し、認め合うことができれば、よりいい人間関係が築けるはず。
第1回の今回は「おひつじ座」と相性の悪い星座、その対処法をご紹介。「相性が悪いから」と心を閉ざすのではなく、違いを理解した上で人間関係が円滑になるよう、心がけていただければと思います。
その1:てんびん座
てんびん座は、社交的で人付き合いが上手。しかし、おひつじ座とはホロスコープ上においてオポジション(対立)の位置にあり、相性はあまりよくありません。
おひつじ座は基本的に「自分が一番」。何よりもまず自分の意見を大切にし、人に対しても率直に持論を表現しますが、てんびん座は「周りはどうか」を幅広く観察し、多数決を優先する傾向にあります。
また、好き嫌いがはっきりしているおひつじ座に対して、てんびん座は内心はどうあれ、好き嫌いをあまり表に出しません。このように同じ活動宮であっても、鏡合わせのように価値観が逆転している星座同士といえます。
仲良くなるためには?
基本的にクールで、誰に対しても一定の距離を保とうとするてんびん座。おひつじ座の猛烈な情熱があまりに過ぎると「ウザい」と感じられてしまうことが少なくありません。
ですからてんびん座と話をするときは、あまり自分の意見を押し付け過ぎないこと。そしててんびん座の話にも耳を傾けて、議論ではなく「会話」を楽しむようにしましょう。
また、お互いには活動星座同士ですから、おひつじ座が仕切って、リーダーシップを発揮すると、それには快くてんびん座はおうじてくれるはずです。
その2:やぎ座
現実的で真面目、個人よりも「公」を優先しがちなやぎ座は、個人主義のおひつじ座とは、どうしてもぶつかりやすい星座です。
行動パターンにおいても、フットワークが軽く、直感で判断・決断して動くおひつじ座に対して、やぎ座はこれまでの実績や常識、歴史など、多数に基づいた具体的なデータをもとに行動するタイプ。
このように性質的な行動パターンでの違いがあるため、一緒に行動するには役割分担が必要になるでしょう。
たとえば、おひつじ座がプレイヤー、やぎ座がコーチ・監督的な役割を果たす形なら、友達同士・恋人同士としてもうまくやっていけるでしょう。
仲良くなるためには?
直感型のおひつじ座と、現実思考のやぎ座では、どうしても価値観が合わず、ケンカになりがち。
そのうえどちらも自分の意見を曲げることをしないので、トラブルに発展しがちです。おひつじ座がやぎ座と仲良くなるには、おひつじ座がやぎ座の意見をしっかり参考にすることが大切です。
また礼儀を重んじるやぎ座は、ぶしつけな態度に嫌悪感を抱きます。たとえ友達であってもルーズな態度は厳禁。親しき仲にも礼儀あり、を意識して行動しましょう。
その3:かに座
気持ちが優しく、思いやりにあふれるかに座。面倒見もいいので、最初のうちは天真爛漫なおひつじ座を「かわいい」「支えてあげたい」と好意的に見てくれますし、おひつじ座にとっても、優しく自分を肯定してくれるかに座を好ましく感じるでしょう。
とはいえ仲間意識がとても強いかに座は、常に一緒に行動しようとする傾向があります。思うがままを求めるおひつじ座にとっては、「いつも一緒」が過ぎると、ベタベタした息苦しい関係に感じてしまうかも。
つまり、おひつじ座とかに座は「自立したい子ども」と「過保護な保護者」のような関係になりやすいので、適度な距離をつかめずにぶつかりあう事が多いと言えます。
仲良くなるためには?
かに座は、感情をとても大切にする星座です。おひつじ座は、どちらかというとあまり人の気持ちを考えずに、キツい言葉もズバッと発言してかに座を傷つけてしまうことが少なくありません。
おひつじ座がかに座とつきあう際は、発言に注意しましょう。小さなことでも「ありがとう」「助かる」と感謝を述べれば、それだけでかに座は満足します。
また、かに座のセンスを褒めましょう。共感を示すことで、かに座はいつでもおひつじ座の味方になってくれるはずです。
※実際の占星術では、相性の悪い星座について、10天体の絡みでもっと深く細密に読み解いていきます。本テーマの占いは分かりやすさを重視して太陽星座でみた簡易的なものですので、あくまで参考の1つとしてください。
