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新しい客、獲得できるチャンスなのに… 「取材拒否」の飲食店がある理由

オトナンサー

ライフ・美容

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なぜ取材拒否?
なぜ取材拒否?

 飲食店の中には、テレビや雑誌の取材を一切受けない、いわゆる「取材拒否の店」が存在します。もちろん、店の経営者それぞれの考え方があるので、取材を受けるか受けないかは自由です。しかし、高い金額をかけて飲食店の認知度を高める広告とは異なり、取材の場合は無料で店のことが取り上げられ、多くの人に知ってもらえます。メディアを利用し新規の客を獲得できるチャンスでもあるのですが、そうした機会をあえて受け入れず、取材拒否をするのはなぜでしょうか。飲食店コンサルタントの成田良爾さんに聞きました。

常連客が離れるのを防ぐ

Q.取材依頼があってテレビや雑誌で紹介されると、飲食店側としてはどのようなメリットがあり、取材依頼に対してどのように対応することが多いのでしょうか。

成田さん「飲食店が、テレビや雑誌で良いイメージで紹介されると、とても大きな宣伝効果が期待でき、特に新規顧客の集客には多大な効果があります。一般的には、取材依頼を断らない飲食店が多いと思います。

しかし、企画によっては飲食店にとってマイナスイメージになる場合もあります。例えば、店のイメージに合わないタレントが出演する企画や、似たような業態の店をランキング形式で紹介する企画です。取材依頼があっても、何でも受けるのではなく、自店に取って有益かどうかをよく検討したうえで決めた方がよいでしょう」

Q.飲食店の中には、いわゆる「取材拒否の店」が存在します。そうしたお店は、どのような特徴があることが多いでしょうか。

成田さん「取材を受ける一番のメリットは宣伝効果です。一方で、取材内容が報道されると、これまで来店したことがない人にも店のことが知られ、いきなり来店客が急増する可能性もあります。そのため、常に満席状態で宣伝が必要ない店や、客が急増すると料理の提供が難しくなる小規模店などは、取材拒否をする場合が多いです」

Q.常に満席で宣伝の必要がない店や、小規模店以外でも、取材を受けない飲食店もあります。他にも取材拒否をする理由があるのでしょうか。

成田さん「先述したように、取材を受けると多大な宣伝効果があり、来店客が急増する可能性があります。急増すると、店の席数によっては予約が取りにくくなったり、店側が客の数に対応しきれず料理の質が落ちてしまったりして、取材を受ける前からの常連客が離れてしまうからです。

飲食店にとって、常連客が離れてしまうことは、とてもダメージが大きいことなのです。報道を見て来店した新規の客が、常連客になる保証もありません。そこまで客が多くなく、取材を受けた方がプラスになると思える店が取材拒否をするのは、既存の常連客が離れてしまわないようにする経営判断でしょう」

Q.漫画「美味(おい)しんぼ」の中にも、多数のメディア取材を受ける中華料理店が、来店客が増えたことで料理の質が落ちたという場面があります。多くの取材を受けることで、現実に飲食店が駄目になってしまうこともあるのですか。

成田さん「メディアの取材を多く受ければ、それだけ露出が増えて、今までその店を知らなかった多くの新規の客が来店します。しかし、どれだけ新規の客が来店するのかは、そのときにならないと分かりません。

想定よりも多くの客が来店する可能性も十分あり、そうした場合は、店側の準備不足で来店客を満足させられず、『味が落ちた』『接客サービスが悪くなった』などと言われることは多いです。

さらに、このような悪い評判がSNSなどで拡散され多くの人に知られると、来店客が減少して、やがて店の経営が立ち行かなくなるという悪循環にもなりかねません」

Q.メディアに取り上げられることで、それまでの味や環境が大きく変わってしまうなら、飲食店は取材を受けない方がよいのでしょうか。それでも受けた方がよいのでしょうか。

成田さん「取材を受けることには、メリットもあれば、デメリットもあります。安易に受けるのではなく、今の店の実情をよく検討した上で慎重な経営判断が必要です。

メディアに取り上げられることは、まだその店を知らない多くの人に知ってもらえるチャンスです。しかし、それをきっかけに初めて来店した客が、味やサービスに満足できなかったり、既存の常連客に今まで通りに満足してもらえなかったりすると、メディアに取り上げられる前よりも経営不振に陥ることもあります。

最近のテレビでは、飛び込みで取材依頼が来ることもあるようなので、取材依頼が来たときを想定して、受けた方がよいのか、断った方がよいのかを事前に検討しておくことは、飲食店の経営者にとって必要だと思います」

オトナンサー編集部

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