アセアン向けに新モデル開発へ
ホンダと三菱自動車は2026年10月22日、両社で初となる四輪商品の相互補完に関する覚書を締結しました。
現行の三菱「トライトン」(画像:ホンダ)
ホンダと三菱は2024年8月1日、日産自動車を含めた3社での戦略的パートナーシップを結んでおり、これまでホンダ・日産の経営統合(2025年2月に破談)を含め、さまざまな領域で協業の可能性を検討してきました。
その検討項目のひとつが「車両の相互補完」に関する取り組み。これは各社の四輪モデルのうち、競争力の高い製品を相互に活用し、ラインナップの迅速かつ効率的な拡充を目指すものです。
両社が今回合意したのは、三菱「トライトン」をベースとした、ホンダ向けの新型ピックアップトラックの開発について。両社間での商品の相互補完は、今回が初めてのケースとなります。
三菱トライトンは、堅牢なラダーフレーム構造を持つピックアップトラックで、特にアセアン地域では、最大積載量1t(日本向けは500kg)クラスのモデルとして高い人気を集めています。
この取り組みが実現すれば、ホンダは現状アセアン地域などでの販売車種にないピックアップトラックを、ラインナップに加えることが可能となります。また三菱にとっても、タイにあるトライトンなどの生産拠点の稼働効率アップなど、メリットが見込めます。
なお、この新モデルは2028年中にも販売を開始する予定です。両社は「今後も(日産を含めた)3社が有する商品・技術アセットを最大限活用しながら、さらなる競争力強化やお客様の多様なニーズに対応するべく、戦略的パートナーシップ深化の取り組みを進めていきます」とコメントしています。
