四国新幹線と東九州新幹線が「ケーススタディ」対象路線に
国土交通省は、四国新幹線と東九州新幹線の整備を検討する調査に着手します。同省は2026年8月7日、調査業務「基本計画路線に係るケーススタディ」2件を委託する事業者の公募を開始しました。
N700S新幹線(画像:PIXTA)
四国新幹線と東九州新幹線は、1973年に国が全国新幹線鉄道整備法に基づいて定めた将来の新幹線ネットワーク構想である「基本計画路線」に位置付けられていますが、具体的な建設に向けた「整備計画路線」に格上げされておらず、長らく進展がない状態が続いています。
国土交通省は今年度予算に「幹線鉄道ネットワーク等に関する調査」として1億8900万円を計上。基本計画路線のケーススタディを実施するとしていました。
ケーススタディとは、国が基本計画路線の中から調査対象を選び、地域の関係者や鉄道事業者と検討の熟度を高める目的で実施するもので、初めて予算化された事業です。具体的には、輸送需要の推計や駅の位置・規模、ルート案などの調査・検討が予定されています。
国土交通省・鉄道局幹線鉄道課は今回、四国新幹線を対象とした調査業務「基本計画路線に係るケーススタディ(その1)」、東九州新幹線を対象とした「基本計画路線に係るケーススタディ(その2)」を委託する事業者の公募を開始。両路線がケーススタディの対象路線に選定された形となりました。
いずれの調査業務も9月24日まで企画提案書を受け付ける予定。調査業務の履行期間はいずれも2027年3月24日までとなっています。
