「真田の里」へ向かう国道にバイパス開通
長野県上田建設事務所は2026年7月30日、上田市で工事を進めていた国道144号「上野バイパス」が8月26日に開通すると発表しました。
矢印が開通する上野バイパス。手前は上信越道の高架橋(画像:Google earth)。
上田市街と上信越道の上田菅平ICのアクセス道路になっている国道144号のうち、同ICより山側(東側)の区間に約1kmのバイパスが開通します。現在はICから続く1期区間を過ぎると4車線の道が細りますが、そのまま4車線区間が延長される形です。
今回開通するのは上野バイパスの2期工区にあたります。2007年度に事業が始まり、19年をかけての延伸となります。
真田氏ゆかりの「砥石米山城」跡方面への街道が分岐する「伊勢山」交差点が今回のバイパスの終点ですが、その先さらに700mを延伸する3期区間の事業も2020年度から始まっています。上野バイパス全体では開通区間も含め約2.3kmとなる計画です。
なお、今回の開通後もバイパス前後の交差点や接続する取付道路の工事を行うとのことで、注意して通行するよう呼びかけられています。
ちなみに今回のバイパスは、一部、鉄道の廃線跡が転用されています。上田から旧真田町の真田駅と傍陽(そえひ)駅に延び、1972年に廃止された上田交通の真田傍陽線です。バイパス開通区間末端の伊勢山交差点付近には、かつての鉄道の「伊勢山トンネル」が現存しています。
