野菜の切り方を変えるだけで、食感が変わるほか、盛りつけたときの見た目もより華やかになりますよね。
100円ショップ「ダイソー」では、なんと1つで3種類の切り方ができる「3WAYスパイラルカッター」が販売されています。
使い心地はどうなのか、ちゃんとカットできるのか、実際に試してみました。
ヌードルカット、スパイラルカットが可能
関東県内のダイソーで見つけたこの「3WAYスパイラルカッター」は、本体に野菜を入れて、くるくると回すだけで、麺状の「ヌードルカット」(太切り/細切り)や「スパイラルカット」ができるという商品です。ダイソー商品ですが、価格は220円です。
箱から出してみると、野菜を固定し指を守る「セーフティハンド」、そして白色と緑色のカッターの計3つのパーツがセットになっていました。説明書等は入っておらず、箱に書かれている写真を参考にカットします。
使用前はよく洗ってから使いましょう。今回は「にんじん」を使ってそれぞれのカットにチャレンジしてみます。
まずは「スパイラルカット」。使うのは緑色のカッターです。箱から取り出した時は白色のカッターとセットになっているので、カパッと外して使います。
本体ににんじんを差し込んだら準備は完了。あとはくるくると回すと、刃の部分からヒラヒラした形状にカットされたにんじんが出てきました。
箱の使用例として写っているきゅうりほどではありませんが、断面は薄く美しい見た目です。
写真ではわかりにくいですが、やればやるほどギザギザと薄さが際立ってきて華やかになります。
次に細切りの「ヌードルカット」に挑戦します。緑のカッターと白色のカッターをセットして使います。
白いカッターは太切りと細切りの2パターンあり、細切りの場合は、緑のカッターの刃を細かい刃に合わせてセットしましょう。
先ほどと同じようににんじんをスポッと入れたら、あとは回していくだけ。細めにカットされたにんじんが出てきて、簡単にベジヌードルが出来上がりました。幅は4㎜程度でした(編集部調べ)。
野菜が短くなっても安心。最後まで回せる仕組み
最後は、太切りの「スパイラルカット」です。今度は細かい刃の反対側にある太い刃の方にセットし直して、使います。先ほどよりも太めのベジヌードルが出来上がりました。測ってみると、太さは7㎜程度でした(編集部調べ)。
細切りと太切りを比較してみるとこんな感じです。
なお野菜が徐々に短くなってきたら、「セーフティハンド」の出番です。野菜の上部にグッとギザギザ部分を押しあてて使います。手で野菜を持つのが難しくなっても、これを使えば楽にできましたよ。
どのカット方法も力がまったく要らないわけではありませんが、疲れるほど力を入れる必要はありませんでした。
カットする際、ただ野菜を入れて回しているだけだと長~くカットできずに途中で切れてしまいましたが、カッター部分に野菜を押し当てるようにして回していくことで、途中で切れてしまうことはある程度防げました。
1商品で3種類の切り方が楽しめるのは楽しいですよね。見栄えがするので生野菜に添えてもよし、炒めものやパスタなどに活用してもいいと思います。
店舗によってはない場合もありますが、見かけた際は手に取ってみて!