まいにちニュース ニュースを読んでいいねして、毎日たのしくポイントゲット!
  • まいにちニュース
  • 前代未聞の「ETC障害」で1台ずつ「お金払ってくださいね」の情けなさ レーンも料金所も「もう不要」の海外

前代未聞の「ETC障害」で1台ずつ「お金払ってくださいね」の情けなさ レーンも料金所も「もう不要」の海外

乗りものニュース

ビジネス

11

この広告はECナビポイント加算対象外です。
この広告はECナビポイント加算対象外です。

日本の高速道路で大規模なETC障害が発生し、料金所で1台1台、後日の支払いを求めていました。他方、海外では料金所もレーンも全くないのに、通行は全て記録されるシステムも導入されています。

大渋滞が起きたり危険が生じたりしても「お金は払ってくださいね」

 ボンヤリとテレビのニュースを眺めていると、見慣れた中央自動車道の料金所での大渋滞の映像が入ってきました。2025年4月6日(日)未明から、中央道や東名高速などでETC障害が発生し、料金所で職員が1台1台に通行料金の後払いをするためのQRコード付きの紙を配っており、そのために大渋滞が起きている様子を伝えていました。

Large figure1 gallery6前代未聞のETC障害で、NEXCO中日本管内の8都県、106か所で大渋滞が発生。写真はイメージ(画像:写真AC)

 前代未聞の事態です。その後「職員が1台1台説明する」はなくなり通行フリー(後日、自己申告による支払い)になりましたが、NEXCO中日本も相当テンパっていたであろうことはよくわかるし、そもそものETC障害についての批判はここではしません。

 しかし、筆者がすごくモヤモヤしたのが、この「職員が1台1台に通行料金の後払いをするためのQRコード付きの紙を配る」という極めてアナログな作業でした。

 高速道路は交通における大事なインフラです。また、言うに及ばず「場合によっては凶器にも変わる」クルマが無数に通行するのも高速道路。最悪、管理側の不手際が原因で事故に至れば人間を死に陥れる可能性もあります。実際、愛知県内の高速道路では、この大渋滞のさなか合計6件の交通事故があり、11人が怪我をしたという報道もありました。

 そんな緊急事態の中で、「お金は絶対払ってくださいね」と職員が「レーン代わり」となり、1台1台に事情を説明するというのも非現実的で、ETC障害そのものはさておき、この辺の危機管理の甘さと「僕らが起こしたトラブルではあるけど、それでもしっかりお金は取るぞ」という姿勢に、なんだかモヤモヤしたのです。

料金所やETCレーン、そもそも要らなくね?

 さらに言うと、筆者はそもそもあの料金所やETCレーンというもの自体も、前時代的というか「要らない」とも思っていました。

 筆者は仕事の都合で18年間、台湾でクルマを運転しています。2014年以降、台湾の高速道路では料金所が姿を消し、全線にわたって一般道路と高速道路を自由に出入りできるようになりました。

 当初、筆者は「さすが台湾! 高速道路の無料化を実施したのか」と大喜びし、高速道路を使いまくりましたが、レンタカーを業者に返す際に愕然としました。そこでは、レンタカーを利用していた間の、高速道路の通行履歴が全て叩き出されており、その通行料を一括請求されました。

ETCは「シール1枚」

 どうして通行履歴がわかるかと言うと、2014年より台湾の高速道路およびクルマのほぼ全てに連動させた独自のETCシステムが採用されたからです。

Large figure2 gallery7日本の高速道路から料金所がなくなる日はいつになるのか(画像:写真AC)

 台湾のETCは、まずクルマのフロントガラスに「e-TAG」という電子シールが貼られます。

 ETC専用の車載器は必要なく「e-TAG」に内蔵されたICやアンテナを介して高速道路の通行状況が瞬時にわかるというもの。高速道路上の各所から電波がエネルギー源となるため、電源すら必要のないモノです。

 この独自のETCを全線で採用したことで料金所の人件費が削減されたほか、料金所付近での減速時の事故なども大幅に減ったと言われています。

 台湾の高速道路は世界的に見ても抜きん出て先をいっているように感じますが、これに比べて日本の高速道路はどうでしょう。いまだにどデカい料金所が各所にあり、そのETCレーンには古典的とも思えるゲートバーなどがあり、あのせいで追突事故なども起きています。

 そんなことからも「料金所やレーンは不要では?」と思っていたわけですが、今回の「職員が1台1台説明する」で改めて、抜本的な改革をすることが難しいのだと感じました。

 料金所やレーンを撤廃するのは、きっとあるのだろう「大人の事情」なども鑑みれば、現実的には、向こう数年でできるものではないでしょう。日本の高速道路から料金所がなくなる日は、世界中の国の高速道路で料金所がなくなってからのようにも思います。

関連記事

※関連記事はポイント加算対象外です。

実はこの瞬間、お小遣いが稼げていました。

ニュースを読んでるだけで、お小遣いが貯まってたとしたら?そんなうまい話があるわけないと思いますか?実は本当なんです。

ECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。

ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなどいろいろ。

座談会に参加して6,000円!?

気になってたクレジットカードを発行して10,000円!?

いつものネットショッピングのポイントが実質倍に!?

※貯まる金額は一例です。

貯まったポイントは現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。

運営実績も20年以上!900万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?

無料会員登録はこちら
この広告はECナビポイント加算対象外です。
この広告はECナビポイント加算対象外です。

まいにちニュースの使い方

  1. 1.興味のある記事を選ぶ。
  2. 2.記事を読む。
  3. 3.いまの気分を表そう。
  4. 4.ポイントゲット

「まいにちニュース」について

ルール説明
  • ニュース記事を読み、4つの気持ちの中からいずれかを選ぶと最大で3ポイントがもらえます。
  • 2記事目、4記事目、5記事目に即時でポイントがもらえます。
  • パソコン版とスマホ版それぞれで1日3ポイント、あわせて6ポイントがもらえます。
  • ポイントをもらうのに有効なクリックは、各記事につき1回までです。
  • 毎日午前3時に日付が更新されるため、午前3時前の閲覧は前日分として扱われます。
注意事項
  • 各記事ページにある「関連記事」はポイント加算対象外です。
  • ニュース記事の更新は随時行われます。