5歳の娘からもらった手紙について描いた漫画「くうちゃんのおてがみ」が、インスタグラムで500以上の「いいね」を集めて話題となっています。
きょうだい育児で、せわしない毎日を送っている母。特に最近は3歳の息子に手がかかり、なかなか5歳の娘をゆっくりかまってあげられない日々が続いていました。ある朝、バタバタと娘と息子を幼稚園に送り届け、帰宅した母が見つけたものとは……。読者からは、「すてきな娘さん（泣）」「よっぽどうれしかったんですね」「私も反省ばかりの毎日なので、気持ち分かります…」などの声が上がっています。
娘との2人時間も大切に
この漫画を描いたのは、インスタグラムやXで漫画を発表している、主婦のマキノさんです。マキノさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回、漫画「くうちゃんのおてがみ」を描いたきっかけを教えてください。
マキノさん「『娘との2人きりの時間がちゃんと持てていないな』と反省したことや、手紙をもらったのがうれしかったことなどがきっかけです」
Q.朝、出かけるときに、娘さんは何とつぶやいていたのでしょうか。
マキノさん「娘はサプライズでプレゼントをすることが大好きなので、こっそりと手紙を置いたことに対して、『ママ、気付くかな～』とつぶやいていたのかなと思いました。その時は聞き流してしまったのですが、後から考えると、楽しかった思い出を私と共有したくて、ワクワクした気持ちだったのではないでしょうか」
Q.娘さんからの手紙に気付いたとき、どのような気持ちになりましたか。
マキノさん「2人きりでゆっくり遊んだことに対して、楽しく感じてくれてうれしい、と思いました。それと同時に、いつも優しく丁寧に接することができていない状況を反省しました」
Q.この件以降、娘さんにどのような対応を心掛けていますか。
マキノさん「『意識して娘と2人きりの時間を取らなきゃ』と考えるようになりました。最近は弟が疲れて早く寝落ちすることが多いので、その時間を利用して娘と遊んでいます。どうしても日中は弟に手がかかるし、我慢してくれないことが多いので。娘も2人きりの時間を喜んでくれているようです」
Q.漫画「くうちゃんのおてがみ」について、どのような意見が寄せられていますか。
マキノさん「今回のエピソードに共感してもらえたのか、『泣ける…』という声が多かったです。また、『分かっていても難しいよね』といったような、きょうだい育児の難しさに関するコメントもありました」
オトナンサー編集部
