プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険(東京都千代田区)が、2023年に還暦を迎える男女を「還暦人(かんれきびと)」とし、「2023年の還暦人に関する調査」を実施。「還暦以降の人生で不安に思うこと」についての結果を発表しました。
コロナ禍で「運動不足」が長期化?
調査は2023年3月13日~15日の3日間、2023年に還暦を迎える1963年生まれの男女2000人を対象に、インターネットリサーチで実施されたものです。
全回答者に、「還暦以降(60歳以降)の人生で不安に思うこと」を聞いたところ(複数回答)、「身体能力の低下(体の病気や寝たきりなど)」と答えた人が52.2%で、1位となりました。次いで、「収入の減少(60歳以降の雇用形態の変更など)」(40.3%)、「判断能力の低下(認知症等脳の病気や車の運転など)」(38.4%)と続いています。9位には「容姿の変化」(24.5%)、10位には「子ども・孫の将来」(20.1%)が入りました。
昨年(2022年)の調査結果と比較してみると、2年連続で「身体能力の低下」が約半数と高い割合となり(2022年は49.4%)、昨年の2位から順位を上げて1位となっています。これについて同社は、「コロナ禍で長期化した運動不足問題が背景にあるのではないでしょうか」と分析しています。
なお、5位には「物価上昇」(32.7%)が入り、円安や原材料費の高騰による値上げラッシュが日常生活を圧迫している影響がうかがえる結果となりました。
オトナンサー編集部