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米海軍 未来の「無人艦」開発“僅か1年で計画見直し”を発表 “試作省略”でスピード重視へ方針転換 黄金艦隊構想の影響も

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スピード重視で無人艦を建造する方法とは?

 アメリカ海軍は2026年3月26日、これまで構想していたモジュラー攻撃水上艦(MASC)プログラムを中止し、新たな無人水上艦の取得へ移行すると発表しました。

Large figure1 gallery3以前にアメリカ海軍が実験していた無人艦艇コンテナを搭載しており構想としてはMASCに近いか(画像:アメリカ海軍)

 MASCは2025年ごろに具体化された無人水上艦で、40フィートコンテナを最大2基搭載し、その内容をミサイル発射装置や電子戦装置などに応じて選択可能とする戦闘艦として構想されていました。しかし、任務が限定的であったことに加え、試作中心の開発プロセスにより時間を要すると判断され、生産段階に進むには不十分と評価されました。

 これに代わり、より柔軟で複数任務に対応可能な中型無人水上艦(MUSV)の導入が新たに計画されています。これはトランプ政権下で打ち出された艦隊構想「ゴールデンフリート」に沿ったものとされています。同構想では、トランプ級と想定さている極超音速ミサイル発射艦のほか、早急な次世代艦隊整備・強化計画が立てられています。

 MASCが特定任務に特化した試作中心のプログラムであったのに対し、MUSVは既存の成熟技術を活用し、試作段階を省略して迅速な実用化を目指す点が特徴です。

 また、単発の調達ではなく、複数企業が継続的に参入する「マーケットプレイス型」の取得方式を採用し、柔軟かつ効率的な戦力整備を図る方針です。

 アメリカ海軍はすでに同日、新プログラムの募集公告を発出し、業界に対し4月17日までの回答期限を設定しています。公告には艦艇のテスト計画も含まれており、試験は全6日間・3段階で実施される予定です。契約成立後には1万ドルが支払われ、水上試験に成功した場合には追加で1500万ドルの固定価格支払いが行われるとされています。

 海軍は今後、水上試験を経て早期の量産・配備を進める方針で、無人艦艇は将来の艦隊構成において重要な役割を担うと位置付けています。なお、水上試験は9月30日までに完了する必要があり、少なくとも初号艦を翌年度中に納入することを目標としています。

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