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【戦国武将に学ぶ】豊臣秀長~秀吉支えた「分身」、没後始まった豊臣家の衰退〜

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浮世絵「太平記拾遺 四 大和大納言秀長」(部分、東京都立中央図書館特別文庫室所蔵)
浮世絵「太平記拾遺 四 大和大納言秀長」(部分、東京都立中央図書館特別文庫室所蔵)

 豊臣秀長は少し前まで、秀吉の異父弟といわれてきました。それは秀長の生年がはっきりしていなかったからで、秀吉の父・弥右衛門が亡くなった後、母のなかが再婚した筑阿弥(ちくあみ、竹阿弥とも)との間に生まれたのが秀長とされてきたからです。ところが、その後の研究で、秀長の生年が1540(天文9)年であることが分かり、弥右衛門が亡くなったのが1543年ですので、現在では「秀吉・秀長同父兄弟」説が有力となっています。

名代として出陣も

 ただ、若い頃の秀長については、詳しいことは分かっていません。兄・秀吉が織田信長に仕えるようになっても、しばらくは農民のままで、秀吉がある程度出世し、部下を持てる身分になった頃、秀吉から呼ばれて家臣となったようです。もしかしたら、家臣第1号だったのかもしれません。

 その時期もはっきりとは分かっていませんが、1574(天正2)年の織田軍による伊勢長島一向一揆との戦いには、秀吉の名代(みょうだい)として、秀長が羽柴軍を率いて出陣していますので、それ以前であることは確かだと思われます。ちょうどこの時期、秀吉は自分の居城、長浜城の築城に力を入れており、秀長を代わりに出陣させたものとみてよいでしょう。

 秀吉にとって、この弟・秀長の存在は大きな意味を持ちました。自分がもう一人いるというか、分身としての役割といっていいのかもしれません。例えば、1577年から始まった毛利輝元との戦いでは、秀吉が主に山陽道の播磨・備前の平定に力を注いだのに対し、秀長は山陰道の但馬・因幡の平定を進めています。信長死後、秀吉が信長の後継者として天下統一の戦いを進める過程でも、その傾向は顕著にみることができます。

 1585年の四国・長宗我部攻めのとき、はじめは秀吉自らが総大将として出陣する予定だったのですが、直前に病気を患ったため、代わりに秀長が総大将となり、四国平定を成し遂げました。さらに1587年の九州攻めでは、秀吉が本隊を率いて肥後から薩摩に攻め入り、秀長が別動隊を率いて日向から薩摩に攻め入っています。

政権の重鎮務めるが…

 秀吉もこうした弟の軍功を評価し、その年8月には、秀長に紀伊・大和・和泉で100万石の所領を与え、従二位・権大納言に叙任させています。居城が大和郡山(奈良県大和郡山市)だったことから「大和大納言」の名で親しまれ、豊臣政権の重鎮となりました。

 例えば、秀吉による九州攻めの直前のことですが、秀吉に謁見(えっけん)した豊後の戦国大名・大友宗麟は国元の家臣への書状の中で「内々之儀は宗易(そうえき)、公儀之事は宰相(さいしょう)存候」(「大友家文書録」)と、宗易、すなわち千利休と、宰相、すなわち秀長が豊臣政権の重要な担い手だったことを伝えています。秀吉一人の功績のように伝えられていることも、実際は、秀吉・秀長兄弟2人のコンビによって成ったことが多かったのです。

 ところが、そうした多忙さが原因だったのかもしれませんが、秀長は1590年頃から病気がちとなり、秀吉の天下統一事業の総仕上げともいうべき、その年の小田原攻めには出陣できないまま、翌1591(天正19)年正月22日に亡くなってしまいました。この秀長の死によって、それまで順調に回っていた豊臣家の歯車が狂い始めます。千利休の切腹、秀次事件、さらに朝鮮出兵と、立て続けに「秀吉晩年の暗黒事件」といわれる出来事が起こるのです。

 それだけ、豊臣政権にとって、秀長の存在が大きかったといえるのかもしれません。

静岡大学名誉教授 小和田哲男

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