名古屋方面で一気に増えるなあ……。
NEXCO中日本・西日本のICでETC専用化が一気に進む
NEXCO中日本と西日本は2024年2月5日、管内のICにおけるETC専用化についてそれぞれ発表しました。
ETC専用料金所のイメージ。「一般」レーンは誤進入者を案内する「サポート」レーンに変わる(画像:NEXCO中日本)。
NEXCO中日本管内ではこの春、23の料金所が新たにETC専用となります。中央道では韮崎と国立府中の2か所、圏央道では高尾山と寒川北の2か所、このほか新名神の菰野ICや中部横断道の増穂ICなどもありますが、とりわけ、まとまってETC専用化が進むのが「名二環」と「東海環状道」です。
名二環(名古屋第二環状自動車道)は新たに11か所の入口がETC専用になり、路線の南半分(上社JCT以南、名古屋西JCT以南)は、ほとんどの入口でETCしか利用できなくなります。また、東海環状道では、東員、大安、養老、大垣西、可児御嵩、せと品野の6つのICがETC専用になります。これらNEXCO中日本管内のETC専用化は、3月13日から4月11日のあいだに順次実施されます。
NEXCO西日本管内では、新たに17か所の料金所がETC専用になります。内訳は、関西地区が7か所、中国地区が2か所、四国地区が6か所、九州地区が2か所です。
関西では名神で初めて、瀬田西ICで実施されるほか、新名神では信楽ICが追加。舞鶴若狭道、播磨道、湯浅御坊道路といった関西の郊外路線にもETC専用のICができます。これらNEXCO西日本管内のETC専用化は、3月18日0時に一斉実施となります。
ETC専用の料金所では、「一般」レーンがなくなるため、現金やクレジットカードでの通行ができなくなります。