リンクス（東京都港区）が、既婚男女を対象とした「婚外恋愛」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
踏み込んだ瞬間に「壊れるもの」
調査は2025年2月3日、全国の20〜59歳までの既婚男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計3000人（男性1420人、女性1580人）から有効回答を得ています。
全回答者に「婚外恋愛をしている、あるいはしたことがあるか」を聞いたところ、「現在している」「過去したことがある」と回答した人は893人に上ったことが分かりました。男女別では、男性556人、女性337人となっています。一方、「したことがない」と答えた人は全体の70.23％でした。
婚外恋愛を「したことがない」と回答した2107人（男性858人、女性1249人）に「婚外恋愛をしてみたいと思うか」を聞いた結果、全体の約1割（9.3％）が「してみたいと思う」と回答。男女別では、男性の13.64％（117人）、女性の6.33％（79人）が「してみたいと思う」と答えており、男女差が顕著に出る結果となりました。一方、「したいと思わない」と答えた人は、男性86.36％（741人）、女性93.67％（1170人）でした。
では、婚外恋愛に「踏み切らない」理由とは、どのようなものなのでしょうか。
婚外恋愛を「したいと思わない」と回答した1911人のうち、ランダム抽出した100人（男性53人、女性47人）に「婚外恋愛に踏み切らないのはなぜか」を聞いた結果（複数回答）、全体で最多となったのは「モラルに反するから」（男性28人、女性18人）でした。
次いで「配偶者を裏切れないから」（男性22人、女性12人）、「配偶者に情（愛情）があるから」（男性15人、女性18人）と続き、家庭、配偶者、子ども、そして社会的信用が、踏みとどまりの大きな理由になっていることがうかがえる結果となりました。
調査結果を受けて、同社は「踏み込んだ瞬間に壊れるものの大きさを知っているからこそ、人は最後の一線を越えないのかもしれません」とコメントを寄せています。
あなたは「婚外恋愛」をしたことがありますか？ それとも……？
オトナンサー編集部
