リンクス(東京都港区)が、既婚女性を対象とした「夫との離婚」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
夫と結婚した理由は“制度”の都合?
調査は2025年5月2日、全国の20~59歳の既婚女性を対象に、インターネットリサーチで実施。計3000人から有効回答を得ています。
まず、全回答者に「現在、夫と離婚したいか」を聞いたところ、20.8%(624人)が「はい(夫と離婚したい)」、79.2%(2376人)が「いいえ(夫と離婚したくない)」と答えました。
続いて、「夫と離婚したくない」と答えた人に対し、「これまでに、夫と離婚したいと思ったことはありますか?」と質問したところ、「何度か思ったことはある」が35.8%、「一度だけ思ったことがある」が10.77%、「最近までずっと思っていた」が4.2%で、50.5%の人が「一度は離婚を考えたことがある」と答えました。
次に、「夫とは、なぜ結婚しましたか?」を質問すると、「ずっと一緒にいたいと思ったから」が51.7%と最も多く、次いで「これ以上の人はいないと思ったから」(25.5%)、「愛しているから」(22.1%)の順となりました。一方、「年齢的にそろそろ結婚を考えていたから」「なんとなく結婚した」「子どもができたから」という理由を選んだ人は合わせて3割に上りました。
また、「夫と付き合ってどれくらいで結婚しましたか?」と聞くと、「1~2年未満」が24.1%で最多に。次いで「2~3年未満」(16.2%)、「1年未満」(13.6%)の順で、1~2年間交際した後に結婚した人が多い傾向となりました。また、交際期間が半年未満という“スピード婚”をした人も9.8%見られます。一方、「10年以上付き合った」という人も5.8%いることが分かりました。この結果を受けて、同社は「交際期間と結婚生活の満足度は必ずしも比例しない」と分析しています。
さらに、自由記述で「夫とは、なぜ結婚しましたか?」を聞くと、「幸せになれると思ったから」「大事にされていると感じられたから」「一緒にいて楽だから」「尊敬できる人だから」など、ポジティブな理由が多く見られます。その一方で、「実家を出る口実」「次の相手を探すのが面倒だった」など、“赤裸々な本音”も明かされました。
同社はこれらの回答について、「夫個人ではなく、結婚という制度の都合」と見ています。「一度は離婚を考えたことがある」人が半数を超えたことも受けて、「結婚が“制度”である以上、『夫である理由』が薄れていく過程も想像できます」と分析しています。
オトナンサー編集部
