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「こんな女性と結婚しても…」 容姿抜群32歳女性がお見合いで“お断り”された理由

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お見合いの成否を決定するのは…

お見合いの成否を決定するのは…

 お見合いで、お相手から「交際希望」を頂ける確率が高いのは、どんなタイプだと思いますか? 容姿や年収などの条件がよい人? 確かにそうした条件も大切かもしれません。でも、一番は会話力のある方です。どんな会話をしたらよいのか、一緒に考えていきましょう。

楽しいと思っていたのは、話していた自分だけ

 お見合いは公開されているプロフィルで、年齢や学歴、年収などが分かります。また、写真があるので顔が分かり、身長と体重が出ているので見た目がどんな感じなのかもある程度想像がつきます。皆さんはそれらを総合的に見て、「この人にはお会いしてみたい」「この人のお申し込みなら受けてみたい」と判断しますよね。

 そのため、お見合いが成立した時点で少なからず、そのお相手には興味を持っています。そこから、お見合い後に「交際希望」となるか否かは、ずばり「会話が楽しかったかどうか」にかかっているのです。

 先日、高山孝泰さん(38歳、仮名)とお見合いを終えた伊東莉子さん(35歳、仮名)が、こんなことを言いました。

「孝泰さんは1時間のお見合いの中で、ご自身のことばかりを話されていました。例えば、私に『趣味は何ですか?』と質問してきたので、『旅行です』と答えたら、『僕も旅行は大好きです』とおっしゃって、そこからこれまでどこを訪れたかを延々話されたんです。『国内だと、ここがいいですよ』『海外だとここですね』と、その土地の素晴らしさを語り続ける“独り舞台”でした。

『あ、そこには行ったことがあります』と私が口を挟むと、さらに掘り下げてその場所のよさの説明が始まる。1時間のうち、8割くらい彼が話していました。最初はニコニコしながら相づちを打っていたのですが、最後はこちらの笑顔も引きつってきて、とても疲れました」

 莉子さんのお見合いのお返事は、当然のごとく「お断り」でした。しかし、孝泰さんの相談室からは「交際希望」が来ました。その際、お仲人さんからこんなメッセージも添えられていました。

「とても優しい雰囲気の女性で、話も弾み、1時間があっという間に過ぎてしまったとのことでした。旅行という共通の趣味も一致していて、楽しくお話しさせていただけたようです。交際希望でお願いします」

 これは、お見合いではよく起こり得ることです。話している方は、お相手がニコニコしながら相づちを打っているので、調子に乗ってしゃべり続けます。しかし、聞いている方は笑顔を作ることにも疲れ、心の中で「早く話が終わらないかな?」と思っているのです。

「今日のお見合いは楽しく話ができたのに、どうしてお相手からはお断りが来たんだろう」と思ったときは、独り善がりに会話をしていて「自分は楽しかったけれど、相手は楽しめていなかったのだ」と思ってください。

 会話はキャッチボールですから、自分のことを話したら相手の話も聞きましょう。お相手が話したことには興味深そうに相づちを打ったり、笑顔で共感したりすると、よい印象を与えることができますよ。

「何でもできるアピール」と「自慢話」は鼻につく

 斉藤樹生さん(36歳、仮名)が吉田住江さん(32歳、仮名)とのお見合いを終えたとき、こんなことを言いました。

「住江さんのプロフィルに『料理が趣味』とあったので、お見合いのときに『どんなジャンルの料理が得意なんですか?』と聞いたんです。そしたら、『料理教室に通っていたので和食や洋食、中華と何でも一通り作ります』と。そこまではよかったのですが、そこから、『料理教室に通っていたとき、生徒の中では私がいつも先生に褒められていたんですよ。段取りよく、きれいに作ると言われていました。

その後、仕事の話になったのですが、『私は上司にかわいがられるタイプなので、同期の中でも期待されているんですよ』と、またも自慢話。『私は何をやっても駄目で』と自己否定をするタイプも話していて疲れますが、自慢話が多いタイプは鼻につきますよね」

 このお見合いは、住江さんから「交際希望」が来ましたが、樹生さんは「お断り」を出しました。

 自分の得意なことを話すのと、自慢話をするのとでは、それを聞いた相手の受ける印象が違います。

 例えば「どんな料理が得意ですか?」と聞かれたとき、「料理教室に通っていたことがあって、どんなものも一通り作れるようになりました。家族やお友達の前で作ったとき、おいしいねって笑顔で言ってもらえると、こちらもうれしくなります」と言えば、料理上手のアピールになります。

 仕事の話にしても、「私は上司や同僚に恵まれているから、楽しく仕事ができているし、やりがいも感じるんですよ」と言えば、仕事に前向きに取り組んでいる姿を伝えることができます。

 自分が「いかにできるか」を前面に出して語ると、自慢話に聞こえます。「自分がこんなふうにできているのは、周りの人に助けられているから」「それが楽しいから」という言い方をしてみましょう。人に対して謙虚であり、周りへの感謝を忘れないことを念頭に置いて話をすると、同じことを話しても自慢話には聞こえません。

仕事が大変、同僚が仕事しない…会社の愚痴のオンパレード

 秋野剛さん(35歳、仮名)はお見合い写真を見たときから、上田麻理さん(32歳、仮名)の見た目にゾッコンでした。ところがお見合いを終えて、「お断り」を出してきました。その理由はこうでした。

「麻理さんはかわいらしい顔立ちで見た目がタイプだったので、お見合いを受けてくださったのを知ったときには、有頂天でした。ところが、1時間のお見合いの後半で仕事の話になったら、仕事の愚痴や同僚の悪口と、否定的な言葉ばかり飛び出してきたんです。話をしていて、だんだんと重たい気持ちになりました。こんな女性と結婚しても、生活が楽しくないと思いました」

 お見合いの席で仕事の愚痴を言う人は、男性も女性も意外と多いのです。しかし、愚痴を聞かされて楽しい気持ちになる人はいません。また、愚痴の多い人というのは、どんな会話をしていてもネガティブな方向に話が着地します。そういうふうに考える癖がついているからです。そして、ネガティブなことばかり言う人の周りには、仲間は集まってきません。ひいては誰も助けてくれませんから、負のスパイラルになっていきます。

 仕事の愚痴だけではありません。例えば、「新型コロナウイルスの対策がコロコロ変わっていって、安倍政権はなってないね」と政治を批判したり、「地球温暖化で自然災害も多くなっているし、これからどうなっていくんだろう」といった、世の中を憂いた発言をしたりするのもしかりです。

 なぜ、お見合いをしてもお断りされるのか。お付き合いに入っても、なぜ1度か2度食事をすると交際終了が来るのか。その原因は楽しい会話ができていないからです。お見合いがうまくいかないと思っている人は、ご自身が普段どんな会話をしているのか、もう一度考え直してみてくださいね。

仲人・ライター 鎌田れい

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