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「各停」と「普通」は違う? 全ての駅に止まるとは限らないワケ

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「通過駅がない」イメージの各駅停車や普通列車は、本当に全ての駅に停車するのでしょうか。中には例外もあります。そもそも各駅停車と普通では、どちらが「格上」の種別なのでしょうか。

基本的には各停も普通も同義だが…

 例え土地勘がなくても、とりあえず「各駅停車」や「普通」列車に乗れば、目的の駅で降りそびれる心配はなさそうです。「急行」や「快速」など通過駅がある優等列車と違い、各駅停車や普通は速達性でいえば最も下位にある種別だからです。しかし、この両者を比べると、どちらが「格上」なのでしょうか。

Large 210806 syakou 01JR渋谷駅4番線の電光掲示板。同一ホームから「各駅停車」と「普通」の列車が発着する(2021年5月、伊藤真悟撮影)。

 各駅停車は読んで字のごとく「どの駅にも停車する」列車です。普通も基本的には同義ですが、鉄道会社によっては通過駅が存在する場合があります。

 例えばJR東日本では、東海道線の普通は東京駅を出ると、次は新橋駅に停車します。東京~新橋間には有楽町駅が存在しますが、停車するのは並走する山手線と京浜東北線だけで、東海道線にはホームすらありません。路線としては東海道本線の駅ですが、運転系統としての東海道線には含まれていないのです。とはいえ、そのような事情を知らない乗客にとっては、東海道線の普通は有楽町駅を実質「通過」しているように見えるかもしれません。

 ローカル線でも、普通が駅を通過する例がいくつかあります。特にJR北海道で多く見られますが、中でも秘境駅として知られる室蘭本線の小幌駅(北海道豊浦町)は、平日の深夜に長万部行きが1本、早朝に東室蘭方面行きが2本、それぞれ通過します。これは同駅の利用者が極端に少なく、通過することで遠方からの速達性を向上させるためといえます。ちなみに2021年7月現在、同駅に停車する列車は上下線合わせても普通6本のみです。

JRだけでなく私鉄にも「通過する普通」

 私鉄の例を見てみます。大阪府のなんば駅をターミナルにする南海電鉄の普通にも、通過駅が存在します。それは今宮戎駅(大阪市浪速区)と萩ノ茶屋駅(同・西成区)です。

 両駅を含むなんば~岸里玉出間は、南海本線と高野線が並行する複々線区間になっています。しかし今宮戎駅と萩ノ茶屋駅は、路線としては南海本線に属するもののホームがなく、普通は停車できません。代わりに、高野線の各駅停車が両駅に停車します。

 南海電鉄では、文字通り全ての駅に停車する種別を各駅停車、通過駅がある以上 各駅停車とは呼べない種別を普通と区別しているわけです。両者を同一の鉄道会社内で明確に使い分けています。

Large 210806 syakou 02南海電鉄の今宮戎駅。ホームは高野線にしかなく、停車する列車を「各駅停車」として「普通」と区別している(画像:写真AC)。

 冒頭で「各駅停車はどの駅にも停車する」と述べましたが、例外中の例外が東急電鉄に存在します。

 溝の口~大井町間を結ぶ大井町線には各駅停車と急行の2種類が存在しますが、このうち大半の各駅停車は、川崎市内の高津駅と二子新地駅を通過します。両駅を含む溝の口~二子玉川間は、田園都市線と大井町線が複々線になっていますが、ホームは外側を走る田園都市線のみにしかありません。

 しかし早朝や日中には、一部の各駅停車が両駅に停車します。その際、大井町線は駅の手前で渡り線を通過し、田園都市線の線路に入ります。東急電鉄は誤乗防止のため、駅の案内や車両の行先表示などで、両駅を通過する各駅停車を緑色で、停車する各駅停車を青色で表示し区別しています。加えて駅や車内の案内放送で、両駅を通過するかどうかが複数回アナウンスされます。

 このように見ていくと、東急大井町線のような例外を除けばより通過駅が多いという点で、各駅停車よりも普通の方が優等列車に近い「格上の存在」といえるかもしれません。

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