しっかりクジラが表現されています。
潜水艦「らいげい」のロゴが決定
海上自衛隊は2024年12月1日、潜水艦「らいげい」のロゴを決定したと発表しました。
2023年10月、進水した際の潜水艦「らいげい」(画像:防衛省近畿中部防衛局)。
ロゴは「らいげい」のぎ装員による選考を経て、決定されたものです。考案者の岡本梓さん(兵庫県)は、デザイン意図について「和のイメージで、雷を金色の背景と荒波で表現。波に負けない力強い鯨(くじら)をあしらった」としています。
「らいげい」は、たいげい型潜水艦の4番艦で、2023年10月17日に進水しました。漢字では「雷鯨」と書き、力の象徴としての「雷」と、艦型の「鯨」を組み合わせたものとなっています。
基準排水量は約3000トン、主機関にディーゼルエンジンとリチウムイオン電池を組み合わせたディーゼル電気推進を採用しています。この「らいげい」から新型のメインエンジンが搭載されました。
外観は前級のそうりゅう型潜水艦とほぼ同じですが、探知能力や静粛性が向上しており、建造時から女性自衛官の乗務を想定した設備を備えています。
「らいげい」の海上試験は2024年8月に開始されており、試験が予定通り進めば、2025年3月に就役する見込みです。