“夏太り”を防ぐには?
暑さで、毎日滝のように汗をかいているのに、なぜか体重が増えている……。そんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。実際、夏は汗をよくかく時季ではありますが、実は冷房の効いた部屋で長時間過ごしていたり、運動不足になって自律神経が乱れたりで、基礎代謝が下がりやすかったりもします。そこで、管理栄養士の浜本千恵さんに、夏に太りにくくなるための栄養面のポイントを聞きました。
基礎代謝を落とさないよう「タンパク質」と「ビタミンB1」を摂取
Q.夏太りをしないための食事や生活面でのポイントがあったら教えてください。
浜本さん「夏太りを予防するには、毎日の運動で筋肉を減らさないようにすることが大切です。また、暑いからとシャワーだけで済ませず、湯船にしっかりつかって体を温めましょう。食事は、冷たい甘いものや、そうめんだけなどにせず、タンパク質や野菜を加えてバランスよく食べることが大切です」
Q.夏太り予防に役立つ栄養素はありますか?
浜本さん「夏太り予防のためには、基礎代謝を落とさないことです。そのためには、筋肉の量を維持し、代謝を活発にすることが大切です。そこで役立つのが、筋肉をつくる『タンパク質』とエネルギー代謝を活発にする『ビタミンB1』です。どちらも豊富に含む食材が、豚肉です。
さらに、ニンニクやネギなどにも含まれるアリシンが豊富なタマネギを合わせると、ビタミンB1の吸収がアップします。おすすめメニューは、豚肉とタマネギを使ったショウガ焼き。ショウガを使うことで、冷房で冷えた体を温める効果もあります!」
Q.夏太りかも…というときの対策になる食事のポイントを教えてください。
浜本さん「夏太りになってしまったかなと感じたら、まず自分の食生活を見直しましょう。冷たいものばかり食べていないか。そうめんなど炭水化物に偏っていないかなど、考えてみることが大切です。できる範囲でよいので、毎食『野菜』と『肉、魚、卵』などのタンパク質をプラスしてください。1日3食すべてに取り入れるのが大変なら、3食のうち2食だけでもいいです。
また、飲み物も氷などは入れずに、常温や温かいものにして体が冷えて代謝が落ちないようにしましょう。運動と睡眠も同時に整えて、基礎代謝が落ちない生活習慣を心がけてください」
オトナンサー編集部
