学情は2024年7月12日に、20代の仕事観や働く意識を聞いた「管理職登用」に関してのアンケート調査の結果を発表した。
「頑張った分だけ評価される方が、モチベーションが上がる」
働き手の主体的なキャリア形成への関心が高まっている。ジョブ型の導入にともない、20代や30代前半の社員を管理職に登用する企業もあるなかで、20代のビジネスパーソンは、若手の管理職登用をどのように捉えているのか聞いた。
調査では、「若手を積極的に登用する企業に魅力を感じますか」と質問した。すると、「魅力を感じる」が22.5%、「どちらかと言えば魅力を感じる」が34.3%、「どちらともいえない」が30.9%となった。「魅力を感じる」と回答した人は合わせて56.8%に上る。
以下のコメントが寄せられている。
「頑張った分だけ評価される方が、モチベーションが上がる」
「若手のうちからできることを増やしたい」
「年功序列よりも実力主義の環境の方が、自分自身の市場価値を高められそう」
次に、「20代を積極的に管理職に登用する企業は志望度が上がりますか」と聞くと、「志望度が上がる」は14.8%、「どちらかと言えば志望度が上がる」が27.2%、「どちらとも言えない」が37.3%を占めた。「志望度が上がる」人は合わせて42.0%となった。
一方、「どちらかと言えば志望度は上がらない」は12.1%、「志望度は上がらない」は8.6%だった。
以下の声が上がっている。
「経験する仕事の幅が広がり、自身の能力向上に繋がりそう」
「年齢に関係なく実力で評価する会社は、将来性や働きがいがあると思う」
この調査は、24年6月17日~6月30日、20代社会人の転職サイト「Re就活」とWebメディア「20代の働き方研究所」の訪問者を対象とし、ウェブ上で行われた。有効回答数は405件。