準同型艦のオーストラリア艦は時おり日本に寄港するんですけどね。
希少なスパニッシュ・イージスが日本へ
駐日イギリス大使館は2025年7月15日、空母「プリンス・オブ・ウェールズ」などと共に西太平洋ヘ来航中のスペイン海軍フリゲート「メンデス・ヌニェス」が、日本へ向けてオーストラリア北西のダーウィンを出港したことを明らかにしました。
オーストラリア海軍のイージス艦。後方に見えるのはイギリス海軍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」（画像：オーストラリア国防省）。
「プリンス・オブ・ウェールズ」を中心とする空母打撃部隊「CSG25」は現在、オーストラリア東岸で開催中の多国間共同訓練「タリスマン・セイバー25」に参加中です。
そのようななか、「メンデス・ヌニェス」はCSG25から一時的に分離し、共同訓練には参加せず日本に前進するとしています。
「メンデス・ヌニェス」は防空能力に優れたイージス・システムを搭載する軍艦、いわゆるイージス艦です。スペイン海軍のイージス艦は、アルバロ・デ・バサン級フリゲートが5隻ありますが、「メンデス・ヌニェス」はその4番艦として建造され、2006年に就役しました。
同艦が日本の港に入るのかは、2025年7月14日現在不明ですが、ひょっとしたら防衛省や海上自衛隊からリリースが出るかもしれません。
