実家の庭で草むしりをしていたときの出来事について描いた漫画が、Instagramで1万2000以上のいいねを集めて話題となっています。
実家で草むしりをしていたときに、思わぬものを発見した母。それは母が子どもの頃、おままごとに使っていた小さな鉄鍋でした。懐かしく思っていると、「自分たちもお宝を探す!」と張り切った娘たちが、何かを見つけてきて…。読者からは、「すてきな再会でしたね」「まるでタイムカプセルを掘り起こしたみたい」「そして、次女さんの10年後が楽しみだ」などの声が上がっています。
この漫画を描いたのは、Instagramで漫画を発表している、イラストレーターのさざなみさんです。さざなみさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
さざなみさん「このときに見つかったイヤリングを洗ったら意外ときれいだったので、『これ、土から出てきたんだよ』と、読者の皆さんに話したくなったことがきっかけです。SNSには、現物の写真も載せています」
Q.娘さんたちは、よく草むしりを手伝ってくれるのですか。
さざなみさん「手伝ってくれます。他にも、お花の水やりや植え替えをよく手伝ってくれます。実家の庭は、小さい頃から家族みんなでよく遊んでいる、思い出の場所ですね」
Q.自分が子どもの頃に遊んでいた鍋が出てきたとき、どう思いましたか。
さざなみさん「記憶にあったものより、ずいぶんと小さく感じました。サビにまみれていたこともあり、最初見つけたときは何か分からず…。よく旅館の夕食などで、1人ずつに配膳されるような小さい鍋なのですが、当時はおままごとで活用していましたね。例えば、祖父が育てていた菊の花びらをその鍋に入れ、ご飯に見立てて炊くまねをしていました」
Q.その後、娘さんの髪留めは見つかりましたか。
さざなみさん「見つかっていません。娘たちの中では、『アリさんが見つけて運んでいった』ということになったみたいです。もし10年後、それが見つかったときは、娘の反応が楽しみですね」
Q.作品について、どのような意見が寄せられていますか。
さざなみさん「作品に好感を持ってくださる人が多かった印象です。また、具体的に何かはよく分かっていないのですが、『エモい』と言ってくださる人も。皆さん、作品を楽しんでくださったようで私としてもうれしいです」
オトナンサー編集部