■Q.この漢字、なんと読む?
「御屠蘇」
年末年始、仕事納めや帰省のタイミングで耳にすることはあっても、“漢字として”見ると意外と読めない――そんな声も多い言葉です。忙しく働く女性ほど、年始の場でスマートに言葉を使えると印象もぐっと上がります。
〇正解は……
「おとそ」(屠蘇:とそ)
■「お屠蘇」ってどんなもの?
お屠蘇とは、元日の朝に無病長寿を願って飲む祝い酒のこと。本来は山椒や桂皮などの生薬をミックスした「屠蘇散(とそさん)」をお酒に浸した薬酒で、“邪気を払い、新しい一年を元気に迎えるための儀式”として古くから親しまれてきました。
近年、健康志向の高まりや和文化への関心の上昇で、屠蘇散を使って「自宅でつくるお屠蘇」に挑戦する若い女性も増えています。
■どういう場面で使う言葉?
現代では形式的になりつつある一方、家族団らんの象徴的なイベントとして復活している地域もあります。「最初に若い人から飲む」「時計回りに回す」などの風習も。
〇例文:
「元日は家族でお屠蘇を飲んで、一年の健康を祈りました。」
「今年は屠蘇散を買って、手づくりのお屠蘇に挑戦してみたい。」
■働く女性にうれしい“プチ雑学”
古くから、お屠蘇は “体と心を整える” 年のはじまりの習慣 とされてきました。生薬には消化を整えるものも多く、暴飲暴食になりがちな年末年始にちょっと理にかなった文化でもあります。年末は慌ただしく、仕事・家庭・帰省の調整で自分の時間がなくなりがちですが、「一年のスタートに体を労わる」という考え方は、マインドフルネスやウェルビーイングが重要視される今の時代とも相性◎。
■まとめ
・読みは「おとそ」
・無病長寿を願う薬酒がルーツ
・健康志向の高まりで若い女性にも再注目
・働く女性こそ、年始の“心と体のリセット”として意味を知っておくと役立つ。
仕事もプライベートも慌ただしい年末年始。言葉の背景を知っておくことで、ちょっとだけ“丁寧な新年”を迎えられるかもしれません。
■まだある! これも読める?【年末年始の難読漢字クイズ】
・煤払い
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・破魔矢
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